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閲覧数:13851 2014年11月15日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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2:eri更新日:2014年11月15日 00時43分
>1 タママ様への返信
ご返信ありがとうございます。貴重なご助言をいただき大変助かります。
この方は今までベッド上で嚥下訓練を行って参りました。この度、質問させていただきましたのは、先日この方に嚥下内視鏡検査を行った際、車椅子上での検査となったのですが、訓練時から大きく嚥下機能の様子が変わったことがきっかけでした。
その方が最大限に嚥下機能を発揮できる環境(つまりベッド上)での再検査をすべきと思いますが、施設職員にベッド上と車椅子上で条件が異なるという意識がないために、理解を得られずにいました。
靴の例え、とてもわかり易かったです。大柄な方であることもあり、車椅子上ではいつも狭いと仰っています。実際、両腕をぴったりと身体につけないと座っていられないほど車椅子が小さいのです。
座位は練習中で、まだ食事を座位で取ることができるほど保持できませんので、嚥下訓練と座位訓練の進み具合をみながら、姿勢を調整していく必要がありそうです。
仰るように、施設側としては、この方に食堂で召し上がっていただきたいと強く望んでいます。
一番は、介護側の人員が不足していて、居室での介助ができない(したくない)ためです。
しかし、その方が最大限に能力を発揮できる環境で、少しずつ訓練レベルの摂取をすることにも意味はあると思いますので、スタッフ間でも調整・連携しながら薦めたいと思います。
タママ様、たくさんのご助言を本当にありがとうございました。
まだまだ勉強中の身ですが、頑張りますね。
1:タママ更新日:2014年11月14日 05時57分
13年目のOTです。維持期の身障勤務。シーティングコンサルタント協会の会員です。
車いすとベッドの違いですが、車いすは自分の体に合っていないとバランスが悪いです。靴を考えてみてください。合わない靴を履くとどうなるのか??履けるけど靴擦れしたり、疲れやすかったりしませんか?車いすもそれと同じで、乗れますが合わない車いすではそれに体が合わせて余計な力が入り、頚部の過緊張を招くことが予測されます。
ベッドでも同じことが言えますが、本ケースは車いすで食事すると嚥下機能が機能しないようなので、ベッドの方が嚥下にはあっているのだと思います。しかし、食事はできるだけ、離床し、人とコミュニケーションをとりながら食べるのが自然ですよね?また、介護の視点でも離床させたほうが都合がいい場合もありますよね。
もし、本ケースに車いすで食事を行うのであれば、座位姿勢がどのくらいたもつことができるのか?座位をとる場合、座面に力が入っているのか?もしくは背もたれや足先に力が入っているのか?頚部は座っているのかなど評価し、本ケースに合った姿勢を調節する必要がありますね。
よくあるのが、小柄な方に大きな車いすを座らせている場合、臀部とアームサポートの間が広すぎたり、肘台が高すぎて肩が挙上し頚部の過緊張を招いていたり・・・バスタオルを隙間にはめたり、座クッションを高くしたり調整することはよくありますよ。
長々とすみません。
本ケースが楽になれる食形態、また食を楽しめる環境調整。期待です。
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