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2015.11.10

「生活をみる医療職に」リハビリテーションの力で包括ケアを!!

 全国リハビリテーション医療関連団体協議会が主催するリハビリテーションサミット2015が3日、都内で開催された。基調講演では、厚生省の三浦老健局長が4月からの介護報酬改定を説明し、地域包括ケアは人を中心に地域で支える仕組みと解説、地域毎にある文化や風土を尊重することが重要であると示した。「これからの地域包括ケアの時代に医療職に求められる能力は生活をみること」と言及した、それらが軸となり報酬改定・制度改正の改定があると説明。これまでの介護予防は機能回復に視点が置かれていたが、本来の目的は「自己実現」にあり、「腕が多少動かなくなっても、生きがいを見つけ、そこに向かって専門職がサポートしていくことで自己実現に向かっていく。今回は介護保険の中での見直しだが、全てのリハビリテーションに共通する考え方」と発言している。次期改定では、「できるようになりたいこと」「したいこと」から目標を設定し、ケアマネ、介護職も含めてチームで同じ視点で支援する「リハビリテーションマネジメント」が特に注目される。

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