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友清直樹

電子カルテの移行・カルテの電子保存の検討

電子カルテの移行・カルテの電子保存の検討
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理学療法士の友清です。
昨年の11月に当クリニック(山王リハビリ・クリニック) が電子カルテへ移行しました。電子カルテ導入までのコラムを少し掲載します。

山王リハビリ・クリニックは昨年(平成19年)の11月に移転しました。制度改訂の影響も受けて、脳血管の施設基準1、PTやOT、 STが一貫してリハビリが提供できる体制を準備するために移転が決まりました。

電子カルテの導入の検討は「いつか将来的には移行するだろう」と考えていましたが、 そのタイミングはなかなか思い切れずに様子を伺っている状態でした。

切掛けは移転でした。
「思い切って移転のタイミングに切り替えてしまおう!」と言う強い院長の意向があり電子カルテ移行プロジェクトがスタートしました。

当初は、電子カルテについて全く知らなかったので、沢山の展示場に行きデモを説明してもらいました。 電子カルテと言ってもメーカーにより値段も特色も様々だと言うことがわかりました。

dynamics 当院が選んだのは「ダイナミクス」という電子カルテです。 開業医の吉原正彦先生がマイクロソフトのアクセスで開発されている電子カルテです。特色は診療所では利用実績が一番多く高く、 機能も高機能です。
さらに、なんと言っても導入コストが安いということが特色です。一般的に診療所レベルでは300万円ぐらいが基本ですが、 ダイナミクスはその1割程度で導入できます。しかし、メーカーサポートは一応ありますが、 基本的にはユーザー通しのメーリングリストなどお互いがサポートする、 ある程度のPCの知識やサーバー環境の設定は自己で行う必要があります。

rensyu 電子カルテの導入は、1ヶ月の試運転、トレーニング期間としました。
医師も慣れない操作に戸惑いもありました。
初めはよく使う薬や処方などの設定がされていないので、当院の仕様に合わせるも大変でした。


■いままでの紙カルテをどうするか?
電子カルテの導入で苦労したのは、今までの紙カルテの処理でした。
電子カルテではカルテの保存場所が必要ないことも大きなメリットですが、 当院のクリニックは開設して12年間で約1万人分のカルテがありました。カルテを並べると約25メートル分、 レントゲンも約15メートル分に相当します。

計画では紙カルテやレントゲンフィルムも電子化して、破棄したいと考えていました。
しかし、診療録の保存義務、電子媒体での保存にはかなりハードルの高い規定があるようで完全に破棄することは難しいと判断。 利便性のためにスキャナ等で閲覧用として電子化して、紙等の媒体も破棄せずに倉庫に保存する方法が一番と判断しました。

以下当院の電子カルテ導入の様子です。
cr
レントゲンはCRにて電子保存。保存はダイコム形式で保存されます。

monita
診察室のモニタは30インチです。
右に見えるのはスキャンスナップです。 紙書類をスキャニングします。

katoriji
レントゲンは現像せずに、カートリッジに保存。
そのままPCにデータが転送されます。

診療録の保存義務につてはこちら。
http://www.pt-ot-st.net/pt-ot/forum/2008/09/post.html