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【3か月(全6回)でマスター! 嚥下リハビリ実力養成講座】➃こんなときどうする!? 症例で学ぶ頸部聴診法の実践編
頸部聴診法をマスターして嚥下リハビリのエキスパートを目指そう!
しっかりした嚥下評価を行うには、嚥下造影検査(VF)がゴールドスタンダードとされています。でも、次のような状況をよく経験しないでしょうか?
たとえば、病院なら「さっき脳卒中で入院した患者さん、この血圧の薬を安全に飲めるかどうか、今診てほしいんだけど」、施設なら「あの胃ろうの患者さん、病院で食べたらダメっていわれて経口摂取していないけれど、何か少しでも食べるのは無理かな?」、在宅なら「病院ではペースト食でっていわれて退院してきたけど、本人が形のあるものを食べたいって言うんです。あのときよりは元気になった気がするけど今の状態はどうなんでしょうか?」など。
嚥下造影検査(VF)や嚥下内視鏡検査(VE)なしで評価・対応を求められることのほうが圧倒的に多いのが現実ですよね。
第1回で嚥下リハビリに必要な基礎知識や対応方法を見直し、第2・3回の「嚥下の見える評価をしよう! 頸部聴診法のススメ」で、頸部聴診法を活用した嚥下評価のポイントを学んでいただいた方は、この回で実践編を学んでいきましょう。
残念ながら、現場では病態を捉えることなく、単に「嚥下が弱いから、トロミ・ティースプーン1杯で」「飲み込みが悪いから誤嚥性肺炎のリスクが高く経口摂取は難しい」などと説明され、食事を禁止されたり、安全にという名のもとに変な回り道をさせられているケースを散見します。
適切な評価・対応ができないことにより、廃用症候群が進み、本当に食べられない状態、誤嚥性肺炎リスクの高い状態へと陥ってしまうのです。マニュアル通りにスクリーニングテストを行って嚥下評価の有無だけ判断していてもそこから先には進めません。
現場でよく経験するようなケースをたくさん取り上げながら、現場目線での評価・対応を分かりやすくお伝えしていきます。頸部聴診法を活用し、「3つの嚥下機能」のなかでも「咽頭クリアランス」と「嚥下反射のタイミング」を把握することが最も大切です。そのうえで「咀嚼・食塊形成~送り込み」を把握すれば、適切な食形態も検討することができるのです。症例の動画を供覧しながら、評価ポイントに沿って自分で考えアウトプットすることで実践力を高めていきましょう!
【プログラム】
1、頸部聴診法「5つの異常音」と評価ポイントのおさらい
2、こんなときどうする?症例1:90代女性・誤嚥性肺炎 「嚥下が弱い」?
3、こんなときどうする?症例2:70代男性・COPD 「咽頭残留の自覚なし・・・」
4、こんなときどうする?症例3:70代女性・誤嚥性肺炎→胃ろう造設 「あれ?この人、胃ろうなの?」
5、こんなときどうする?症例4:60代男性・誤嚥性肺炎→胃ろう造設 「食べられる?食べられない?」
6、こんなときどうする?症例5:60代男性・ダウン症・誤嚥性肺炎・胃ろう造設 「“安全に”って誰の安全?」
●自分の嚥下評価で経口摂取の可否が決まるプレッシャー
●サマリーを過信しすぎない! 現場で問われる「個の力」!
●現場でよく聞く使いがちな「嚥下が弱い」 病態を掴めている?
●VFやVEでは分からない食事場面観察のポイント
●「3つの嚥下機能」の評価手順を確立できればサクサク分かる!
● ・ ・
など、実践に即した形で評価・対応方法をみっちりお伝えします!
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