理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト

PT-OT-ST.NET

学会研修会

オンライン(WEB)
2025.10.13掲載

【1月オンライン講習】重力環境におけるヒトの自然な動きの仕組みを読み解く〜協調制御理論のリハビリテーション分野への応用〜

アーカイブ配信は2026年2月28日(土)24時まで

「重力環境におけるヒトの自然な動きの仕組みを読み解く〜協調制御理論のリハビリテーション分野への応用〜」

第1回 01月08日(木) 19時30分~21時30分
 イントロダクション「協調制御とは」
  講師:石井慎一郎(国際医療福祉大学大学院 教授)

第2回 01月09日(金) 19時30分~21時30分
 四肢動物における肢の二関節筋および一関節筋の機能的役割〜二関節リンクモデルの基礎と応用〜
  講師:ミヤケツトム(愛媛大学医学部医学教育センター 客員教授)

第3回 01月16日(金) 19時30分~21時30分
 二関節筋の機構的制御機能とその事例
  講師:藤川智彦(大阪電気通信大学大学院医療福祉工学研究科 教授)

第4回 01月23日(金) 19時30分~21時30分
 筋協調性評価の臨床実装に向けて〜実効筋力測定の利点と課題〜
  講師:玉利誠(令和健康科学大学大学院 教授)

第5回 01月29日(木) 19時30分~21時30分
 協調制御理論を応用したリハビリテーションの実際
  講師:石井慎一郎(国際医療福祉大学大学院 教授)

参加費:11,000円

【概要】
 ヒトの四肢は、拮抗二関節筋と拮抗単関節筋からなる「3対6筋」という筋配列により構成されています。この構造は、単なる関節の駆動を目的としたものではなく、重力環境下での立位保持、歩行 、リーチ動作などを高効率に実現するための本質的な仕組みとして進化してきました。
 3対6筋による協調制御は、接触点での力の向きをリアルタイムに調整し、剛性の自在な制御、不意の外力へのスムーズな応答、さらには不確定な接触にも柔軟に対応できるという特性を持ちま す。これは、ロボティクスやバイオメカニクスにおける理想的な運動制御モデルとも言えるでしょう。
 2008年に出版された『二関節筋 運動制御とリハビリテーション(医学書院)』では、この「3対6筋」 に基づく制御を「協調制御理論」として体系化しました。
 協調制御理論は従来のリハビリテーションの常識を覆し、「陸上運動の基盤」として新しい視座を提示しています。しかしながら、この理論はまだ多くの現場において十分に活用されていません。 本講演では、協調制御理論をリハビリテーション分野へ応用するための実践的な視点を提供することを目的に、工学・医学・進化生物学・リハビリテーションといった多分野にわたり、同理論に深い知見を有する専門家の先生方によるオムニバス形式の講義を行います。

管理No:100610閲覧回数:427回この情報を印刷する

研修会詳細

主催
バイオメカセラピー研究会
開催日時
全日 19時30分~21時30分予定
①1/8(木)、 ②1/9(金)、 ③1/16(金)、④1/23(金)、⑤1/29(木)
視聴・
支払方法
講師
石井慎一郎,玉利誠,ミヤケツトム,藤川智彦
費用
11,000円(税込)
定員
対象
理学療法士、作業療法士、スポーツトレーナー、ヨガインストラクター等、職種は問いません。ご興味のある方どなたでもお待ちしております。
ホームページ
https://biomechtherapy.stores.jp/items/68da4588d7cad400496f9057

お問い合わせ・お申し込み

主催団体

全登録研修会を見る

過去の研修会

2025.10.04(オンライン(WEB))
【10月11月オンライン講習】排尿・排便障害の理学療法〜体幹機能と内臓アライメントに着目して
2025.03.27(福岡県)
頭蓋、上部胸郭、頸部の評価と治療〜Diane Lee統合システムモデル アドバンスコース〜
このセミナー情報をシェアする

カレンダー

<< 2025年 12月 >>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

印が実施日です。

近日開催オンラインセミナー

もっと見る 省略する

情報提供

このセミナーを見た人はこんなセミナーも見ています

ページ上部へ戻る