▼対象
・トレーナー・インストラクターとして、指導力をもう一段上げたい方
・指導経験を積み、次の専門性を模索している方
・子どもの運動指導・発達支援に興味がある方
・「人の動き・成長・発達の本質」を学びたい方

▼セミナー概要
本当にレベルの高い運動指導者ほど「子どもの指導」を経験しています。
なぜなら、子どもほど、身体・神経・環境が動きに直結する存在はありません。

「教えてもうまく動けない」「集中が続かない」「感覚のズレがある」 その一つひとつの現象に、人間の動作と学習の本質が隠れています。

本セミナーでは、運動指導者がレベルアップするために欠かせない３つの専門観点（機能解剖学・神経科学・アフォーダンス）を軸に、子どもの運動指導がなぜ“最強の学び場”なのかを、科学的・実践的に解説します。

▼セミナー構成（90分）
① 【機能解剖学】
「身体構造を読む」ことで、動作の再現性を高める

「できない動き」には必ず構造的理由があります。姿勢制御・支持基底面・筋協調性のバランスを読む子ども指導は、構造の未発達ゆえに“誤差情報”が明確に見える最高の教材です。小さな動作差異を読み解くことで、大人指導の精度も劇的に上がると私達は考えています。

② 【神経科学】
「感覚と運動の統合」を理解することで、動きを根本から変える

運動とは“神経の対話”である。前庭・固有感覚・触覚を統合させると、動作はスムーズになります。子ども指導は「神経可塑性」を実感できる場。変化が速く、指導介入の効果が可視化されやすいこの経験が、大人の学習・修正・習慣化にも応用できる神経理解を育むことができます。

③ 【アフォーダンス（環境設計）】
「環境を整える」ことで、動きを引き出す力を鍛える

「教える」ではなく、「環境で導く」。子どもは、環境・空間・他者との関係性から動きを学びます。効率的な指導者ほど、言葉より“環境設計”が上手い。子どもの運動指導は、指示を最小限にして成果を出す“引き出し型指導”のトレーニング場です。

▼ このセミナーで得られること
・「できない」動作の背景を構造的に理解できる
・感覚統合を応用した“その場で変わる”運動設計を学べる
・教えずに引き出す指導デザイン（アフォーダンス思考）を習得できる
・子ども指導を通して、指導者としての再現性・汎用性が格段に高まる

▼開催概要
・日時
　①2025/11/06 木 21:00 22:15
　②2025/11/10 月 21:00 22:15
　③2025/11/19 水 21:00 22:15
・形式：オンライン（Zoom）
・参加費：無料（事前申込制）
・定員：先着300名

▼メッセージ
“子どもの動き”には、人間の成長と発達の原理がすべて詰まっています。
指導者として一段上を目指すなら、子どもの運動を学ぶことが何よりの近道。
「 身体を読む力」「神経を理解する力」「環境をデザインする力」そのすべてを子どもの指導が鍛えてくれます。
あなたの指導キャリアを、発達という原点からもう一度アップデートしませんか？

▼登壇者（スピーカー）
田邊 大吾（たなべ だいご）

PAPAMO株式会社「へやすぽアシスト」コーチ
トレーニングコーチ/治療家/マインドコーチ
1987年東京生まれ

▼学歴
・カリフォルニア州立大学ロングビーチ校, 運動学運動科学科　卒業
・東京衛生学園東洋医療総合学科　卒業
・資格：鍼灸師, あん摩マッサージ指圧師
・自身の競技歴：野球, 合気道, 柔術

▼経歴
・2012年：大学卒業後、スポーツマネージメント会社と契約し1年間MLB所属選手の個人マネージャーを務める。シーズン終了後帰国。
・2013-15年：週末は社会人アメリカンフットボールチーム（明治安田パイレーツ）のトレーニングコーチ、 平日はフィットネスジムでパーソナルトレーナーとして働きながら、鍼灸の専門学校に通い資格を取得。
・2016年：当時現役のメジャーリーガーだった岩隈久志監修のスポーツアカデミー【IWAACADEMY（2021年からMTX ACADEMYに名称変更）】の立ち上げに参加。オープンから７年間、トレーニング部門のディレクターとして、プロアスリートやオリンピアン、学生のトレーニング指導に携わる。トップカテゴリーの指導と並行して、未就学児の運動教室の指導や、15歳以下のための身体能力向上クラスのプログラム開発と運営の責任者を務める。
・2023年：MOVETEX株式会社（前述のMTX ACADEMYの運営会社）との契約を業務委託に変更し、自身の会社を設立。
・2025年：怪我したアスリートの競技復帰専門ジム「Re:Rise」を池袋に5月オープン予定。

▼主な指導歴
プロ野球（MLB/NPB） / サッカー（Jリーガー）/ ゴルフ（プロ：世界メジャータイトル獲得選手）/テニス（プロ：グランドスラムタイトル獲得選手）/柔道（オリンピック出場選手、実業団）/ バスケットボール（プロ、高校）/ 陸上（実業団：短距離、跳躍）/ アメリカンフットボール（社会人）/ ラグビー（日本代表選手）/ フェンシング / レスリング / 自転車競技（オリンピックメダリスト）など、その他多数。

▼運営団体について
＜へやすぽアシスト（PAPAMO株式会社）＞

「誰もが自分らしさを育めるインフラを作る」というビジョンを掲げ、2021年4月に創業した株式会社です。
発達支援専門のオンライン運動教室「へやすぽアシスト」と、施設向けの運営支援サービス「へやすぽ運動療育プログラム」を運営しています。

へやすぽアシストでは理学療法士が中心となって作成した独自のプログラムを用いてオンラインで運動指導を行い、理学療法士・作業療法士100名超の運動指導のプロの中から、これまで3万人以上のお子さまの発達段階や特性に合わせた専属コーチがサポートしています。

名　称：PAPAMO株式会社
設　立：2021年4月
代表者：橋本 咲子
所在地：〒150-0047 東京都渋谷区神山町5-8 ステラハイム神山401
公式HP：https://papamo.net/official/