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学会研修会

オンライン(WEB) 資料有
2025.12.04掲載

【リピート配信】歩行(力学的基礎、高齢者・脊椎脊髄疾患患者の歩行特性) 講師:榎勇人先生【アワセラ】

※令和4年7月に開催したセミナーです/全3回、合計240分の録画動画となります

  • 第1回の資料

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■講義内容

1.力学的視点からみた歩行の基礎
2.高齢者の歩行特性(体幹姿勢や脊柱可動性との関連性、歩行指導の即時効果、および円滑さの関数を用いた歩行評価など)
3.脊椎脊髄疾患の下肢痙性麻痺による歩行障害の評価
4.滑らかさの関数を用いた歩行評価の試み
※令和4年7月に開催したアワセラセミナーです

ーーーーー

■講義詳細(スライド等)
◯第1回
1. 力学的視点からみた歩行の基礎
「1回目の講義は、学校で習った復習から」と始まりました。
知っている単語も数々出てきます。
しかし、
基礎的な内容かと思いきや、新たな気付きが、いっぱいでした。

学校で習った生理学の内容と、運動学(歩行、動作分析)をつなぎ合わせてくれるのです。
二つのことが結びついて、すっきりと頭の中で整理出来ました。

動きに力学は切り離せません。
解析装置がなくても分析出来ます。
決して、難しくありません。シンプルに説明してくれます。

地球上にいる限り、最初にかかってくる力が力学です。
重心を動かす・動作は、力学から始まります。
力学を整理して、知識があれば動作分析で活用出来ます。

歩行に関して、説明出来ますか?
・歩行の定常状態
・歩行の仕組み
・パッセンジャー
・揺りてこの動き
・足関節と膝関節の関係
・靴のトゥスプリング
・歩き始めの下腿三頭筋の活動
について。
また、
デュシャンヌの原因は、痛みがあるから、中殿筋の低下があるからと学校で教わりました。
でも、
痛みがあると、中殿筋の低下があると、どうしてデュシャンヌが起こるか?説明出来ますか。

榎先生に、力学のキーワードを使って、分かり易く説明して頂きます。
動作(歩行)の言語化(力学的な説明)に、びっくりするでしょう。
その知識があれば歩行・動作分析で活用できます。

(スライドの紹介)
・身体重心;COGは体から外に出るか?
・立位時の重力と床反力の関係
・歩行時の床反力
・力積
・歩き始めの床反力
・鉛直成分抜重効果
・理学所見と歩行データの相関性
・高齢者の歩行の特徴
・足圧中心;COP
・ASIMOの歩行
・受動歩行
・歩行中の力学的エネルギー変動
・パッセンジャー
・Rocker Fanction
・足関節と膝関節の協調運動メカニズム
・靴のトゥスプリング
・歩き始め
・重心と支持基底面の関係
・高齢者の歩行時の筋活動
・関節にかかる力(関節間力)
・T字杖の効果

◯第2回
2.高齢者の歩行特性(体幹姿勢や脊柱可動性との関連性、歩行指導の即時効果、および円滑さの関数を用いた歩行評価など)
3.脊椎脊髄疾患の下肢痙性麻痺による歩行障害の評価

高齢者の歩行特性は?
床反力鉛直成分の2峰性が減少する
今回のキーワードは「2峰性」
2峰性を保つことが、効率の良い(正しい)歩行につながる
榎先生の研究から
2峰性が即時的に回復する歩行指導等についての講義があります。
もちろん、
脊椎脊髄疾患の下肢痙性麻痺による歩行障害の評価
についても
榎先生の研究結果を基に、お話頂いてます。
(自身で研究された結果から、考察され説明されているので、
わかりやすく、説得力がありますね)

(スライドの紹介)
力学的側面における歩行の基礎
Rocker Function(揺りてこの動き)
床反力鉛直成分の2峰性
2峰性を保つことの効用
高齢者の歩行の特徴
姿勢と歩行の関係性の調査
姿勢と歩行の関係性の調査
2峰性の回復の有無
研究の仮説
研究目的
対象
脊柱の評価
歩行評価
脊柱の角度と通常歩行の相関性
2峰性の有無に影響を及ぼす因子
考察
歩行指導の即時的効果
歩行指導の即時的効果
歩行指導の即時的効果
体幹指導の応用
まとめ
研究背景
下肢運動機能評価
下肢運動機能評価の問題点
痙性歩行評価法に関する報告
簡易な歩行評価
Grip and releasetest
Foot tapping test(FTT)
目的
対象
FTTの健常群との比較(平均値)
GRTとFTTとの関係
JOA,Nurickスコアとの相関性
SWTとFTTとの関係
Foot tapping testの有用性
Foot tapping testの年齢別正常値
Foot tapping testの年齢別変化
研究背景
目的・対象
歩行評価方法
歩行評価の比較
歩行評価の比較
DCM群の歩行データとJOA/FTTとの相関性
まとめ

◯第3回
「滑らかさの関数を用いた歩行評価の試み」
お恥ずかしい話ですが、滑らかさの尺度を初めて知りました。

関数、微分値などのワードが出てくるので難しそうですが、
要は、今までの主観的な評価を 「滑らかさ」という尺度を使って、数値化(客観的に表す)するというお話です。

最初に、
運動失調症例のスクワット時の膝関節の滑らかさの比較が紹介され、
健常人と比較し、数値化(客観的な評価を)していました。

鼻指鼻試験でもそうですが、理学療法の評価では、判定はなんらかの協調運動障害が出現したのなら「陽性」,出現しなければ「陰性」で、動作については主観的な表現でしか表せていません。

協調運動障害を主観でなく数値化していることにびっくりしました。

次に、
歩行解析において、滑らかさという視点の検討について解説されました。

これはすごい。
滑らかさの尺度で、
失調症状・歩行・さらには痙性の程度が、
客観的でなく、主観的に(数値)評価できる。
この評価が簡単に出来るようになれば、いろんなことに使えそうである。
新しい「気付きの時間」は楽しかったです

(スライドの紹介)
Feedforward系の運動制御
滑らかさの評価尺度
Cjを使用した研究
我々の過去の報告
滑らかさの評価尺度
滑らかさの関数を用いた歩行評価
研究対象
測定方法
測定方法
重心Cjの制動相と駆動相の比較
下肢関節Cτの制動相と駆動相の比較
重心Cjと下肢関節Cτの相関性
重心jerk2波形と下肢TC2波形の時系列変化
考察
Cjを用いた高齢者の歩行評価の試み
Cjの特徴
Cjの補正方法
JIによる他の研究
目的
最適・最速歩行の評価
その他の評価

ーーーーー

■講師紹介

講師:榎勇人先生
(高知健康科学大学 健康科学部 リハビリテーション学科 教授)

◇資格
理学療法士・専門理学療法士(基礎)
3学会合同呼吸療法認定士

◇学位
博士(工学)

◇専門分野
身体運動学・リハビリテーション工学

◇主な学歴
1997年:土佐リハビリテーションカレッジ 理学療法学科卒業
2006年:高知大学大学院医学系研究科医科学専攻 修士課程修了
2021年:高知工科大学大学院工学研究科基盤工学専攻 博士課程終了

◇主な職歴
1997年4月〜2000年3月:高知県農協総合病院
2000年4月〜2014年3月:高知大学医学部附属病院, リハビリテーション部
2014年4月〜2024年3月:徳島文理大学 保健福祉学部 理学療法学科
2024年4月〜現在:高知健康科学大学 健康科学部 リハビリテーション学科

◇研究テーマ
・主に高齢者の歩行を科学的に探究するとともに、「滑らかさ」という新たな視点から動作を客観的に検討する。
・歩行における下肢の位相制御をしているCPG (Central Pattern Generator)の研究
・リハビリテーション機器の開発

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研修会資料

研修会詳細

主催
アワセラ ~Awa Therapist Skill up School~
開催日時
配信期間:12月27日(土)から1月24日(土)の4週間

第1回:録画動画(約90分)
第2回:録画動画(約90分)
第3回:録画動画(約60分)
※全3回、約240分の録画動画です。
視聴・
支払方法
講師
榎勇人先生(高知健康科学大学 健康科学部 リハビリテーション学科 教授)
費用
【受講料】4,500円(全3回分合計)
※2025年国家試験合格者(新卒割引):4,000円
※年末年始のリピート配信2つ同時申し込みの場合、受講費は8500円です。

☑️支払い方法:PayPayでの送金、銀行振込みとなります
☑️支払い方法詳細については、お申し込み後、メールにてご案内させていただきます
定員
100名程度
対象
職種問わずご参加いただけます。
ホームページ
https://www.awatherapistskillupschool.com/

お問い合わせ・お申し込み

申し込み・お問い合わせ方法はHPで詳細をご覧になってください。
または、
(お申し込み:https://ws.formzu.net/dist/S27234789/ から受付致します。)

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