理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト
【リピート配信】歩行(力学的基礎、高齢者・脊椎脊髄疾患患者の歩行特性) 講師:榎勇人先生【アワセラ】
※令和4年7月に開催したセミナーです/全3回、合計240分の録画動画となります
■講義内容
1.力学的視点からみた歩行の基礎
2.高齢者の歩行特性(体幹姿勢や脊柱可動性との関連性、歩行指導の即時効果、および円滑さの関数を用いた歩行評価など)
3.脊椎脊髄疾患の下肢痙性麻痺による歩行障害の評価
4.滑らかさの関数を用いた歩行評価の試み
※令和4年7月に開催したアワセラセミナーです
ーーーーー
■講義詳細(スライド等)
◯第1回
1. 力学的視点からみた歩行の基礎
「1回目の講義は、学校で習った復習から」と始まりました。
知っている単語も数々出てきます。
しかし、
基礎的な内容かと思いきや、新たな気付きが、いっぱいでした。
学校で習った生理学の内容と、運動学(歩行、動作分析)をつなぎ合わせてくれるのです。
二つのことが結びついて、すっきりと頭の中で整理出来ました。
動きに力学は切り離せません。
解析装置がなくても分析出来ます。
決して、難しくありません。シンプルに説明してくれます。
地球上にいる限り、最初にかかってくる力が力学です。
重心を動かす・動作は、力学から始まります。
力学を整理して、知識があれば動作分析で活用出来ます。
歩行に関して、説明出来ますか?
・歩行の定常状態
・歩行の仕組み
・パッセンジャー
・揺りてこの動き
・足関節と膝関節の関係
・靴のトゥスプリング
・歩き始めの下腿三頭筋の活動
について。
また、
デュシャンヌの原因は、痛みがあるから、中殿筋の低下があるからと学校で教わりました。
でも、
痛みがあると、中殿筋の低下があると、どうしてデュシャンヌが起こるか?説明出来ますか。
榎先生に、力学のキーワードを使って、分かり易く説明して頂きます。
動作(歩行)の言語化(力学的な説明)に、びっくりするでしょう。
その知識があれば歩行・動作分析で活用できます。
(スライドの紹介)
・身体重心;COGは体から外に出るか?
・立位時の重力と床反力の関係
・歩行時の床反力
・力積
・歩き始めの床反力
・鉛直成分抜重効果
・理学所見と歩行データの相関性
・高齢者の歩行の特徴
・足圧中心;COP
・ASIMOの歩行
・受動歩行
・歩行中の力学的エネルギー変動
・パッセンジャー
・Rocker Fanction
・足関節と膝関節の協調運動メカニズム
・靴のトゥスプリング
・歩き始め
・重心と支持基底面の関係
・高齢者の歩行時の筋活動
・関節にかかる力(関節間力)
・T字杖の効果
◯第2回
2.高齢者の歩行特性(体幹姿勢や脊柱可動性との関連性、歩行指導の即時効果、および円滑さの関数を用いた歩行評価など)
3.脊椎脊髄疾患の下肢痙性麻痺による歩行障害の評価
高齢者の歩行特性は?
床反力鉛直成分の2峰性が減少する
今回のキーワードは「2峰性」
2峰性を保つことが、効率の良い(正しい)歩行につながる
榎先生の研究から
2峰性が即時的に回復する歩行指導等についての講義があります。
もちろん、
脊椎脊髄疾患の下肢痙性麻痺による歩行障害の評価
についても
榎先生の研究結果を基に、お話頂いてます。
(自身で研究された結果から、考察され説明されているので、
わかりやすく、説得力がありますね)
(スライドの紹介)
力学的側面における歩行の基礎
Rocker Function(揺りてこの動き)
床反力鉛直成分の2峰性
2峰性を保つことの効用
高齢者の歩行の特徴
姿勢と歩行の関係性の調査
姿勢と歩行の関係性の調査
2峰性の回復の有無
研究の仮説
研究目的
対象
脊柱の評価
歩行評価
脊柱の角度と通常歩行の相関性
2峰性の有無に影響を及ぼす因子
考察
歩行指導の即時的効果
歩行指導の即時的効果
歩行指導の即時的効果
体幹指導の応用
まとめ
研究背景
下肢運動機能評価
下肢運動機能評価の問題点
痙性歩行評価法に関する報告
簡易な歩行評価
Grip and releasetest
Foot tapping test(FTT)
目的
対象
FTTの健常群との比較(平均値)
GRTとFTTとの関係
JOA,Nurickスコアとの相関性
SWTとFTTとの関係
Foot tapping testの有用性
Foot tapping testの年齢別正常値
Foot tapping testの年齢別変化
研究背景
目的・対象
歩行評価方法
歩行評価の比較
歩行評価の比較
DCM群の歩行データとJOA/FTTとの相関性
まとめ
◯第3回
「滑らかさの関数を用いた歩行評価の試み」
お恥ずかしい話ですが、滑らかさの尺度を初めて知りました。
関数、微分値などのワードが出てくるので難しそうですが、
要は、今までの主観的な評価を 「滑らかさ」という尺度を使って、数値化(客観的に表す)するというお話です。
最初に、
運動失調症例のスクワット時の膝関節の滑らかさの比較が紹介され、
健常人と比較し、数値化(客観的な評価を)していました。
鼻指鼻試験でもそうですが、理学療法の評価では、判定はなんらかの協調運動障害が出現したのなら「陽性」,出現しなければ「陰性」で、動作については主観的な表現でしか表せていません。
協調運動障害を主観でなく数値化していることにびっくりしました。
次に、
歩行解析において、滑らかさという視点の検討について解説されました。
これはすごい。
滑らかさの尺度で、
失調症状・歩行・さらには痙性の程度が、
客観的でなく、主観的に(数値)評価できる。
この評価が簡単に出来るようになれば、いろんなことに使えそうである。
新しい「気付きの時間」は楽しかったです
(スライドの紹介)
Feedforward系の運動制御
滑らかさの評価尺度
Cjを使用した研究
我々の過去の報告
滑らかさの評価尺度
滑らかさの関数を用いた歩行評価
研究対象
測定方法
測定方法
重心Cjの制動相と駆動相の比較
下肢関節Cτの制動相と駆動相の比較
重心Cjと下肢関節Cτの相関性
重心jerk2波形と下肢TC2波形の時系列変化
考察
Cjを用いた高齢者の歩行評価の試み
Cjの特徴
Cjの補正方法
JIによる他の研究
目的
最適・最速歩行の評価
その他の評価
ーーーーー
■講師紹介
講師:榎勇人先生
(高知健康科学大学 健康科学部 リハビリテーション学科 教授)
◇資格
理学療法士・専門理学療法士(基礎)
3学会合同呼吸療法認定士
◇学位
博士(工学)
◇専門分野
身体運動学・リハビリテーション工学
◇主な学歴
1997年:土佐リハビリテーションカレッジ 理学療法学科卒業
2006年:高知大学大学院医学系研究科医科学専攻 修士課程修了
2021年:高知工科大学大学院工学研究科基盤工学専攻 博士課程終了
◇主な職歴
1997年4月〜2000年3月:高知県農協総合病院
2000年4月〜2014年3月:高知大学医学部附属病院, リハビリテーション部
2014年4月〜2024年3月:徳島文理大学 保健福祉学部 理学療法学科
2024年4月〜現在:高知健康科学大学 健康科学部 リハビリテーション学科
◇研究テーマ
・主に高齢者の歩行を科学的に探究するとともに、「滑らかさ」という新たな視点から動作を客観的に検討する。
・歩行における下肢の位相制御をしているCPG (Central Pattern Generator)の研究
・リハビリテーション機器の開発
管理No:101424閲覧回数:616回この情報を印刷する
研修会資料
研修会詳細
お問い合わせ・お申し込み
申し込み・お問い合わせ方法はHPで詳細をご覧になってください。
または、
(お申し込み:https://ws.formzu.net/dist/S27234789/ から受付致します。)
主催団体
過去の研修会
【リピート配信】歩行(力学的基礎、高齢者・脊椎脊髄疾患患者の歩行特性) 講師:榎勇人先生【アワセラ】
検討中リストに登録しました。
近日開催オンラインセミナー

2026.01.20開催
脳卒中片麻痺患者様の基本動作におけるリハビリの進め方|座位バランス
脳卒中片麻痺患者様の基本動作におけるリハビリの進…

2026.01.20開催
【明日の臨床に、確かな自信を】1人で悩まない、みんなで解決するWeb症例検討会(Web PAPT)
【明日の臨床に、確かな自信を】1人で悩まない、み…

2026.01.21開催
基礎から学ぶ心疾患のリハビリの進め方|モニター心電図の読み方とリスク管理
基礎から学ぶ心疾患のリハビリの進め方|モニター心…

2026.01.21開催
高次脳機能障害に対する認知神経リハビリテーション
高次脳機能障害に対する認知神経リハビリテーション

2026.01.21開催
乳幼児期の言語発達 〜発達科学の最前線〜
乳幼児期の言語発達 〜発達科学の最前線〜

2026.01.21開催
パーキンソン病の“動き”と“暮らし”を支えるリハビリテーション
パーキンソン病の“動き”と“暮らし”を支えるリハ…

2026.01.21開催
PT・OTのための整形外科疾患のレントゲン画像の診かた|脊椎のレントゲン画像の診かた
PT・OTのための整形外科疾患のレントゲン画像の…

2026.01.21開催
足関節靭帯損傷の保存療法と再発予防〜慢性期に注目して〜
足関節靭帯損傷の保存療法と再発予防〜慢性期に注目…

2026.01.21開催
1月千葉県認知神経リハビリテーション研究会勉強会
1月千葉県認知神経リハビリテーション研究会勉強会

2026.01.21開催
【ついに公開!】誰でも1から低コストでインソールを導入する唯一の方法
【ついに公開!】誰でも1から低コストでインソール…

2026.01.20開催
脳卒中片麻痺患者様の基本動作におけるリハビリの進め方|座位バランス
脳卒中片麻痺患者様の基本動作におけるリハビリの進…

2026.01.20開催
【明日の臨床に、確かな自信を】1人で悩まない、みんなで解決するWeb症例検討会(Web PAPT)
【明日の臨床に、確かな自信を】1人で悩まない、み…

2026.01.21開催
基礎から学ぶ心疾患のリハビリの進め方|モニター心電図の読み方とリスク管理
基礎から学ぶ心疾患のリハビリの進め方|モニター心…

2026.01.21開催
高次脳機能障害に対する認知神経リハビリテーション
高次脳機能障害に対する認知神経リハビリテーション

2026.01.21開催
乳幼児期の言語発達 〜発達科学の最前線〜
乳幼児期の言語発達 〜発達科学の最前線〜

2026.01.21開催
パーキンソン病の“動き”と“暮らし”を支えるリハビリテーション
パーキンソン病の“動き”と“暮らし”を支えるリハ…

2026.01.21開催
PT・OTのための整形外科疾患のレントゲン画像の診かた|脊椎のレントゲン画像の診かた
PT・OTのための整形外科疾患のレントゲン画像の…

2026.01.21開催
足関節靭帯損傷の保存療法と再発予防〜慢性期に注目して〜
足関節靭帯損傷の保存療法と再発予防〜慢性期に注目…

2026.01.21開催
1月千葉県認知神経リハビリテーション研究会勉強会
1月千葉県認知神経リハビリテーション研究会勉強会

2026.01.21開催
【ついに公開!】誰でも1から低コストでインソールを導入する唯一の方法
【ついに公開!】誰でも1から低コストでインソール…
情報提供
皆様からリハビテーションに関する情報を広く募集しております。こちらよりお寄せください。
オンライン(WEB)
TMPリハビリテーション研究会 TMPリハビリテーション研究会
【オンライン】脳卒中片麻痺患者の上肢運動機能障害を学ぶ6ヶ月コース 【オンライン】脳卒中片麻痺患者の上肢運動機能障害を学ぶ6ヶ…
オンライン(WEB)
Bridge Works Bridge Works
【基本動作×バイオメカニクス】①動作分析の基礎、②寝返り・起き上がり、③起立・着座 【基本動作×バイオメカニクス】①動作分析の基礎、②寝返り・…
オンライン(WEB)
EPoch EPoch
基礎から学ぶ心疾患のリハビリの進め方|心疾患患者の理学療法・ケーススタディ 基礎から学ぶ心疾患のリハビリの進め方|心疾患患者の理学療法…
オンライン(WEB)
EPoch EPoch
基礎から学ぶ心疾患のリハビリの進め方|頸部骨折や脳卒中等に合併する心疾患患者の対処 基礎から学ぶ心疾患のリハビリの進め方|頸部骨折や脳卒中等に…
オンライン(WEB)
進リハの集い 進リハの集い
【オンラインセミナー】新人から学べるPT・OT・STのための基礎から学ぶ 脳画像の診かた 【オンラインセミナー】新人から学べるPT・OT・STのため…
オンライン(WEB)
株式会社Work Shift 株式会社Work Shift
イチから学ぶ!外来心臓リハビリテーション 「初回評価・リスク管理・運動処方」を2時間で総整理(14日間の見逃し配信付き) イチから学ぶ!外来心臓リハビリテーション 「初回評価・リス…