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学会研修会

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2025.12.10掲載

頸部機能障害に対するマッスルインバランスの理学療法-機能障害部位別マッスルインバランスの理学療法-

過緊張筋抑制のためのテクニック、弱化筋の活性化エクササイズ、安定化エクササイズ、運動パターン修正エクササイズを組み合わせた機能的運動療法について解説する

【講師】
荒木 茂 先生
PTオフィス荒木・理学療法士


【ねらい】
・頭痛や頸部痛、上肢のしびれ等の患者さんをどのように評価、治療したらよいかについてマッスルインバランスの視点で述べる
・頸部に見られるアライメント異常、運動パターンの異常について具体的な運動療法プログラムをわかりやすく解説する


【講義概要】
 運動器疼痛症候群は明らかな外傷や、腫瘍、感染症などレッドフラグを除けばその人の長年の姿勢や生活習慣、職業、スポーツなどが特定の組織に物理的ストレスが繰り返し、または持続的にかかることによる累積加重型損傷が多い。姿勢アライメントの異常や異常な運動パターンによる特定の筋の過剰使用は、その筋の過緊張を起こし短縮傾向になる。
一方、過緊張筋の拮抗筋は相反抑制の影響を受け、弱化の傾向に陥る。このマッスルインバランスがまた姿勢アライメント異常をつくりだし、正常な運動パターンを変化させるという悪循環をおこす。

 痛みのある場所を治療し患者の訴えが一時的に改善したとしても、原因となっている異常姿勢アライメントや異常な運動パターンを改善しなければまた再発を起こす。関節や、筋、神経というハードウエアーの治療で終わらずに、姿勢や運動パターンの修正という脳のソフトウエアーの治療が必要である。
痛みのある場所を治療するだけでなく、その痛みの原因となる物理的ストレスを評価により見つけ出し治療しなければ再発を防ぐことはできない。

 理学療法は標準化された再現性のある評価方法が必要でありまた特殊な技術や難しい手技ではなく新人でもできる標準的で再現性のあるアプローチが必要である。
今回は運動器疾患に対して基本的な評価方法と過緊張筋抑制のためのテクニック、弱化筋の活性化エクササイズ、安定化エクササイズ、運動パターン修正エクササイズを組み合わせた機能的運動療法について解説する。


【受講者へのメッセージ】
運動器疼痛症候群の患者を中心とする整形外科クリニック等で勤務する理学療法士が増えてきているが、リハビリテーションを目的とした従来からのADL向上のための理学療法では対応できない。整形外来理学療法としての評価、治療方法の組み立てが必要である。
今回、頭痛、頸部痛などの原因になる上位頸椎、胸椎の可動域制限に対するモビリティーエクササイズ、過緊張になりやすい後頭下筋群、僧帽筋などの抑制テクニックと弱化しやすい深部頸部屈筋群の活性化テクニックおよびアライメント修正のためのエクササイズについて解説する。


【プログラム】
・頸部機能障害の評価
・過緊張筋の抑制テクニックと上位頸椎と胸椎のモビリティーエクササイズ
・弱化筋のアクチベーションエクササイズ
・運動パターンの修正のためのコレクティブエクササイズ
・自己管理のためのリセットエクササイズ

※プログラムは変更になる場合がございます


【タイムスケジュール】
19:45~       Zoom入室開始
20:00~21:30    講義
21:30~21:45※予定 質疑(※アーカイブ公開はありません)


【本セミナーについて】
お申込みいただいた方限定でアーカイブを公開いたします(講義部分のみ)。

公開期間は2週間を予定しております。
詳細はセミナー終了後にメールにてご案内いたします。

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研修会詳細

主催
株式会社gene
開催日時
2026年 2月 26日 (木) 20:00~21:45
(受付開始時間 19:45)
視聴・
支払方法
講師
荒木茂先生(PTオフィス荒木)
費用
2,420円(税込)

【キャンセルについて】
決済後はいかなる理由でも返金はいたしませんのでご了承ください。
受講料をお支払いいただいた方には、後日アーカイブの視聴URLをお送りいたします。
定員
80名
対象
理学療法士・作業療法士
ホームページ
https://www.gene-llc.jp/seminar_info/search/

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