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2019.02.08掲載

歩行と転倒:知覚・認知の視点で学ぶ

作業療法士にも是非聞いてほしい。環境に順応するために知覚情報をどうリハビリに活用できるか。そのヒントが学べるセミナーです

第1部:樋口貴広先生「歩行の知覚・認知制御:転倒への示唆」
身体機能・運動機能の高い高齢者でも歩行中に転倒することがあります。この経験的事実は、身体機能・運動機能の維持だけで転倒を予防できるわけではないことを示唆します。本講演では、歩行中の動的バランスの維持に必要な知覚・認知機能の働きについてや、状況判断、バランス調整の知覚的側面、注意・デュアルタスクなど、知覚・認知の様々な機能から転倒予防を考える意義について解説します。特に本講演では、慣れていない環境では普段通りの行動ができない現象について説明します。こうした現象は慣れた屋内環境では自律的に歩行をしている人が、屋外で転倒してしまう現象の理解を深めてくれます。

第2部:室井大祐先生「転倒予防のための病院内の取り組み:障害物回避の視点から」
セラピストとして患者さんの安全を守るために「転倒」に向き合うことは必須と考えます。転倒を考えるためには多角的な視点が必要であり、患者さんの歩行中の動的な姿勢制御の評価だけでなく、様々に変化する環境情報を処理し、適切な歩行調整ができているかを評価しなければなりません。しかしながら、このような評価方法や転倒予防策は確立されていません。本講演では、転倒予防のための病院内での取り組みを、世界的な病院評価機構であるJoint Commission International(JCI)の視点を含めて紹介します。特に障害物回避行動に着目することで、患者さんの環境知覚や歩行調整を評価する試みについて重点的に説明します。心理学研究で広く利用されている「隙間通過課題」を患者さんに適応させることで、体幹の回旋を中心とした適応的な歩行の特徴や、通過する前の判断の特徴など、多くの情報を与えてくれます。症例検討は、脳卒中片麻痺者や半側空間無視者を中心として、その特有の障害物回避行動や判断能力について、動画を交えて分かりやすく解説します。また、明日から利用できるセラピストや患者の主観と客観が反映された評価バッテリーについて紹介します。

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研修会詳細

主催
(株)関東企画コスモリハビリテーションサービス
開催日時
2019年4月21日(日)
受付:9:00~  講義:9:30~16:00まで
開催地
〒270-0237 千葉県野田市中里1554-1野田病院
電車利用:東武アーバンパークライン「川間」駅よりタクシーで約10分
車利用:病院無料駐車場有り
講師
費用
10800円
定員
50名
対象
リハビリテーションに携わる職種の方
ホームページ
http://www.cosmo-reha.com

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