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理学療法士が主役になる!非特異的腰痛に対するアプローチ~症状にあったアプローチをするための分類化と介入方法を学ぶ~名古屋会場~
原因が複雑に絡み合っている非特異的腰痛を治療するために必要なことを学ぶ!
講師: 三木 貴弘 先生
札幌円山整形外科病院 リハビリテーション科 主任・理学療法士
【ねらい】
非特異的腰痛に興味がある若手セラピストを対象に、定義をはじめとして、非特異的腰痛を様々な視点より解説します。受講したあとには非特異的腰痛についての概要、介入するための全体像が理解できるようになると思います。
【講義概要】
非特異的腰痛は、腰痛の中でも85-90%を占めると言われております。また、手術適応ではなく、運動療法、患者教育などをはじめとして多角的な介入が必要となります。それは理学療法士が中心になって評価、介入することが必須であり、理学療法士が主役となるべきことを意味しています。
非特異的腰痛に対しては、世界では今も研究が進められており、現在まで日本では知られていないことも含めて様々なことがわかってきています。その中で世界において主流となっているのが「Classification=分類」です。非特異的腰痛という大きなものを、さらにサブグループ化し、それぞれにあった特異的な介入を行う、という考え方です。
今回のセミナーでは、Classificationの例を紹介しつつ、実際の症例も交えて非特異的腰痛をどのように考え、どのように介入したらよいのかの流れを提示できればと思います。また、最新のエビデンスを引用し、科学的に非特異的腰痛の事実をお伝えいたします。
【プログラム】
午前
1.腰痛はなぜ難しいか?
2.腰痛を適応で分類する〜Red flags、特異的腰痛、非特異的腰痛の違い〜
理学療法適応外を見極める;Red Flagsの考え方
非特異的腰痛の定義,考え方
3.腰痛を急性期腰痛と慢性期腰痛の違い〜痛みのメカニズムを中心に〜
生物―心理―社会モデルに基づいたPain Science
急性期の腰痛の痛みの原因
慢性期の腰痛の痛みの原因
急性期腰痛と慢性期腰痛の介入方向の違い
4.急性期の非特異的腰痛のマネジメント
急性期腰痛に対する最新のエビデンス
スクリーニングツール使用のすすめ
最新エビデンスに基づいたマネジメント:2019年でスイスで行われる世界理学療法学会
(WCPT)でのワークショップの最新知見を踏まえて
午後
1.非特異的腰痛のClassification(分類)とは?
なぜClassificationが有効か?
世界で使用されているClassificationの紹介
O’Sullivan Classification system(OCS)の紹介
2. Classificationに必要な主観的評価・客観的評価
問診
神経学的検査
自動運動検査
他動運動検査
骨盤帯痛かどうかを見極めための検査
筋機能検査
モーターコントール検査
心理社会的因子の概要の説明と評価方法
3.OCSに基づいた実際のclassificationの進め方
Movement障害とMotor Control障害
屈曲型腰痛,伸展型腰痛,回旋型腰痛
中枢性感作性腰痛
骨盤帯痛
心理社会的因子は腰痛にどのような影響を与えるのか?
4.Classificationに基づいたそれぞれの介入
※プログラムは追加・変更になる場合がございます。
【必要物品】
簡単な実技を行う予定のため、スカートやヒールなどの動きにくい服装はお控えください。
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研修会詳細
お問い合わせ・お申し込み
※※お申込は、上記URLよりお手続きください※※
【お問い合わせ先】
株式会社gene セミナー事業部門
担当 セミナーチーム
〒461-0004
名古屋市東区葵1-26-12 IKKO新栄ビル6階
TEL 052-325-6611
FAX 050-3852-1905
E-mail seminar@gene-llc.jp
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