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2019.12.12掲載

【東京】医師とは異なる視点で読む!運動機能評価としての画像の読影研修会

骨折を骨折とは解釈しない、運動機能評価としてのレントゲン・CT・MRIの読影

  • MRIとCT、似ていますが映っているものは全く違います。なにが映っていて、なにが映っていないのか。それを理解するために、研修会ではまず各々の撮影機器の特徴についてお話しします。

  •  T1強調画像とT2強調画像も、同じように見えて違う画像です。運動器リハでは特にT2強調画像の高信号が重要な意味を持ちます。  T1強調画像とT2強調画像ではなにが違うのか?それぞれはなにを強調しているのか? MRIを読めない方の多くがここの理解が十分ではありません。

  • 【膝前十字靭帯(正常)】  靭帯読影のポイントは、低信号の①連続性、②たわみ、③信号変化、です。この3つのポイントは読影の基本として必ず覚えておきましょう。しかし靭帯断裂のMRIを見て“靭帯断裂”と解釈するのは診断(医師)の視点です。運動機能評価としての読影では別の解釈が必要です。

  • 【肩峰下インピンジメント症候群】  肩峰下面に烏口肩峰靭帯による牽引性骨棘が認められます。このレントゲンから腱板が出血・浮腫⇒線維化⇒断裂へと進んでしまう可能性が容易に予測できます。  ちなみに、肩峰と骨頭の間は10mm程度が標準であり、腱板機能低下症例ではここが狭くなってきます。

  • 【TFCC損傷】  読影すべきポイントは線維性軟骨ではなく、遠位橈尺関節のメインスタビライザーである掌背側の橈尺靭帯です。このように、運動機能評価としての読影では必ずしも診断名がついている組織を評価するとは限りません。その関節の運動機能として重要な組織を優先的に読影します。

  • 【Kager脂肪叢の異常所見】  脂肪叢の透過性が低下しています。MRIを見るまでもなく、炎症等の異常が生じていることが予測できます。運動機能評価としての読影では骨だけでなく、レントゲンから水や脂肪を読むことも重要です。

【37.5度以上の発熱や体調不良の方は参加をお控えくださ】

【リハ職種に必要なのは運動機能評価としての読影】
 なぜ療法士が画像を読むのか?器質的な診断や治療方針の選定を目的とした医師の視点とは異なり、療法士は運動機能評価という視点から画像を読む必要があります。例えば、骨折のレントゲンを見た場合、医師は診断という視点からこれを骨折と解釈します。しかしPT・OTには運動機能評価という視点からの別の解釈が求められます。このことは脳画像でも同じです。あなたのリハビリテーションが画像を読んでも読まなくても内容が変わらないのはなぜか?それは運動機能評価として画像を読めていないからです。

 画像を読むためには解剖学的知識はもちろん、各種の撮像機器が各々の組織や器官をどのように映すのかも知っておく必要があります。例えば、MRIではなぜ同じ部位をT1強調画像とT2強調画像で撮像するのでしょう。そもそもT1とT2とはなにであって、なにを“強調”しているのでしょう。各種の撮像機器の特徴を知ることで、画像からより多くの情報を得ることができるようになりますし、これらの知識は脳画像の読影においても必須です。研修会ではこのあたりの基礎知識から講義を始めて運動機能評価としての読影について解説し、後半では骨・筋・腱・靭帯・脂肪・滑液包の読影方法と、各関節の実際の画像を提示しながら痛みやROM制限の解釈を交えながらわかりやすく解説します。

 ほんの少し読影の視点を変えて、画像が情報の宝庫であることに気がつけばあなたのリハが一気に変わります!さあ、医師とは異なる療法士にこそ必要な運動機能評価としての画像の読影を学びましょう!

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研修会詳細

主催
保健医療科学研究会
開催日時
2020年3月23日(月) 10時~16時
開催地
〒136-0072 東京都江東区大島8-33-9東大島文化センター 第2会議室
都営地下鉄新宿線「東大島駅」 大島口出口より徒歩5分
(公共交通機関をご利用ください)
講師
瀧田勇二(白金整形外科病院 理学療法士)
費用
5000円

【 同 施 設 3 人 目 以 降 は 無 料 ! 】
※無料になる方も含めて参加者全員がお申込み下さい
※受付で所属施設名称と氏名が確認できるものをご提示ください
※同一法人であっても別施設の所属の方は対象外となります
※無料となる方の人数の上限を4名とさせていただきます
定員
20名
対象
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師、他
ホームページ

お問い合わせ・お申し込み

【申し込み以外のお問合せは下記までお願いいたします】

保健医療科学研究会
事務局 森本

hoiken【a】kza.biglobe.ne.jp (【a】を@に変えてください)

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