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2020.12.01掲載

【吉尾雅春先生・園部俊晴先生】吉尾雅春と園部俊晴が股関節に迫る!(LIVEセミナー/ZOOM)

LIVEセミナーをZOOMで開催します!

【神経学的視点から考える股関節の理学療法】
・吉尾雅春先生(10:00~12:15)
 股関節における後方への安定性に寄与しているヒトの大腰筋は赤筋線維が約50% を占める抗重力筋である。股関節を伸展すると,大腿骨頭は臼蓋から徐々に前方にはみ出してくる。立脚中期では突出した大腿骨頭が伸張された大腰筋腱を圧迫し,大腰筋の収縮を賦活する。その大腰筋の作用で体幹が後方に倒れないようにするautomatic な抗重力姿勢保持システムが成立する。さらに立脚後期では股関節の伸展の増加に伴って大腿骨頭と大腰筋腱との間で生じる圧は増し,大腰筋の活動を促して片脚支持期の体幹の抗重力姿勢を作る

このシステムを神経学的に説明すると以下のようになる。感覚情報は運動の開始や調節に重要であり,脊髄に投射する体性感覚情報は脊髄反射を誘発する。また,股関節への荷重と筋紡錘の伸張刺激は脊髄小脳神経回路を介して末梢の筋活動の賦活とともに,橋網様体脊髄路への賦活によって股関節・体幹を中心とした姿勢制御に貢献している。特に同側のTh1~L2の非陳述性感覚情報を伝える後脊髄小脳路の働きはその制御に重要である。その髄節の中心的存在は大腰筋であり,股関節の伸展を伴う荷重,すなわち立脚中期から後期の積極的な運動が直立二足動物としてのヒトの姿勢制御に意味を持つと考えられる。
 一方,背臥位からの起き上がりや股関節屈曲運動では随伴性姿勢制御として延髄網様体脊髄路の参画が重要になる。これは常に働いているわけではなく,運動に伴って随伴的に機能するものであり,場合によっては賦活することが必要なこともある。動画を交えてその意味と対策を解説する。

【整形の視点で考える股関節の理学療法」
・園部俊晴先生(13:15~15:30)
股関節の痛みをその場で変えてみせるセラピストはそれほど多くないかと思います。股関節の痛みを取るために最も大切なことは治療技術ではありません。技術を学ぶ前に、まず第3水準の評価によって、「痛みを発している組織」を見つけることが絶対に必要です。「痛みを発している組織」が分からなければ、アプローチするべき“狙い”が分からないからです。だからこそ、まずは「痛みを発している組織」を見つけ、その組織にアプローチすることが重要なのです。
今回は、股関節でよくある痛みについて、私の行っている第3水準の評価をご紹介し、明日からすぐに使える技術をお伝えすることをお約束します。
股関節のセミナーはたくさん行われていますが、多くは術後の話です。しかし保存療法としての股関節の痛みをとる知識と技術を身につければ、それは術後の治療にも当然生かすことができます。股関節疾患に興味のある方には、必ず役立つセミナーになりますので、是非ご覧ください。

【到達目標】
1.「力学」と「組織学」がリンクしていることを理解する。
2.仮説検証作業とは何かを理解する。
3.「何が痛みを拾っているのか」を評価できるようになる。
4.股関節の痛みをその場で変化させることができる。

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研修会詳細

主催
動きと痛みLab
開催日時
2021年3月21日 (日) 10:00 - 16:00
視聴・
支払方法
講師
吉尾雅春先生(千里リハビリテーション病院),園部俊晴先生(コンディション・ラボ)
費用
一般・ウェブ会員¥8,000 アカデミー会員¥4,000 ゴールド会員無料
定員
300
対象
誰でもご参加できます
ホームページ
https://ugoitalab20210321.peatix.com

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