「医院・施設」で取り組む『健康に働くことへの支援』オンラインセミナー

New オンライン(WEB): 2023.01.11掲載

～「職業病」を分析・解決する新たな健康経営サービス～

【セミナーのポイント】　
・健康経営とは
・健康経営支援にたどり着くまで
・「職業病」の分析と解消について
・業種（保育業、建設業、オフィスワーカー）毎の介入事例
※質疑応答、ディスカッション

【講師のご紹介】　
藤井寛幸（作業療法士）／株式会社Canvas 代表取締役
○島根県リハビリテーション専門職協議会　会長（2020〜）
○（一社）島根県作業療法士会　地域支援事業委員会　委員長（2019〜）
○高齢者福祉計画・介護保険事業計画推進ワーキング「地域包括ケアシステム推進部会」委員（松江市）
○健康経営アドバイザー
○（株）Community Care リハビリテーション部　部長
（〜2021.3）

　島根県松江市出身。作業療法士免許取得後、病院で幅広い疾患領域に対する臨床業務に5年間従事する。その後、一般企業に入社し在宅部門のリハビリテーションサービスを開設、行政や地域自治組織、企業と連携した地域リハビリテーションを展開していった。その中で企業で働く従業員の健康に関する課題にも直面し、企業と連携した「健康経営支援」も併せて構築する。それらの取り組みが作業療法士として初めての健康経営支援サービスとして山陰の各メディア、経済誌「山陰経済ウィークリー」に掲載される。
２０２１年３月より、職業病による社会課題を作業療法の専門性を活かして解決するため、(株)Canvasを設立。顧客企業とともに実践した健康経営事例では法人会による「財政健全化のための健康経営プロジェクト健康経営大賞2022」にて最優秀賞を受賞。厚生労働省島根労働局が運営するＳａｆｅ (セーフ) 協議会にて「しあえる」サービスが衛生管理事例として推薦される。

【企画要旨】
　皆様は「健康経営」という言葉を耳にされたことがありますでしょうか？健康経営とは従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。私たちは「くらす」ことと「はたらく」ことの専門家として、この市場に作業療法士が参画するモデルを構築する必要性を感じ、2021年3月に株式会社を創業し、事業を進めています。顧客企業はこの1年余りで20社近くにまで拡がり、製造業・IT企業・保育業・建設業・クリニックなど多くの企業で作業療法の理論や観点を応用したサービスを提供しています。この事業で私たちは労働生産性低下や休職・退職につながる「職業病」の分析と解消を行い、その文化を地域や関連業界に根付かせ、将来的には全国の療法士と共にこの「産業作業療法」の領域を形にすることを目指しています。本講習会では健康経営支援事業の開発・実装プロセスや、サービスフロー、企業での実践事例などを含めてお話いたします。

[定員]
３０名

[対象]
病院・施設・在宅　
医療・介護・ケアスタッフ・一般の方どなたでも参加できます