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学会研修会

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2025.07.06掲載

肩疾患に対する骨格・筋膜アプローチセミナー

<早期割引中>
《2025年9月4日》13:00までのお申し込みで4,400円OFF
こちらのセミナーは税込17,600円で受け付けております。
《9月4日 13:00》までのお申し込みにて4,400円OFFの13,200円でご受講いただけます。

■ 受講することでこれらが解決します

・肩関節可動域制限の原因を考察できるようになります!
・肩関節の評価の手順が手に入ります!
・評価の際の注意すべきポイントが明確になります!
・4つの介入方法が手に入ります!
・肩関節周囲の触診に自信が持てます!
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【こんなことで悩んでいませんか?』

・肩関節の可動域制限の改善ができない
・どこから評価していいかわからない
・評価の方法があっているかからない
・ローテーターカフの筋トレぐらいしか介入法がわからない
・肩の痛みを軽減できない
・肩関節周囲の触診ができない
・介入方法があっているかわからない
この講義では、これら肩関節に関連する悩みに、評価と介入の方法を実技を通して体験しながら、リハビリを実践する方法を学びます。


【なぜ肩関節の評価・介入が難しく感じるのか?】

肩関節を安定させる筋としてローテーターカフがあります。

「肩の問題といえばまずローテーターカフを鍛える」
みたいな考え方があって、鍛えてみるけど改善されない。

その理由は……

肩関節が屈曲するには
肩関節の運動だけではないから

なんです。


【どこに注目すればいいのか?】

カパンディ関節の生理学において、肩関節の屈曲は3相に分けられています。

第1相:0°〜50°〜60°
ここでは主に肩甲上腕関節が動きます。

第2相:60°〜120°
2相になると肩甲骨の動きが始まります。
肩甲骨の動きには胸鎖関節・肩鎖関節がそれぞれ動くことも求められます。

第3相:120°〜180°
肩関節は最終になると脊椎の伸展が生じ、肩関節屈曲がされます。

つまり肩関節の可動域を改善するためには

胸鎖関節
肩鎖関節
肩甲胸郭関節
肩甲上腕関節
脊柱の動き
が必要となり、それぞれの関節、筋、筋膜、皮下組織、皮膚などの組織が制限なく動ける状態にする必要があります。


【肩の疾患には肩だけのアプローチをしていても改善しない】

上記でも整理した通り、肩関節は肩だけでなく、脊柱、肩甲骨がポイントなります。

さらに注目するべきポイントが肘関節です。
肘関節の手動作筋である上腕二頭筋の長頭は関節上結節に付着しています。
この走行により骨頭の上方移動を抑え、肩甲上腕関節の安定性に寄与します。

長頭:関節上結節〜肩関節前・内面(結節間溝)〜橈骨粗面
短頭:烏口突起〜肩関節前・内面(結節間溝)〜橈骨粗面、上腕二頭筋腱膜

つまり、肩関節が安定して動くためには上腕二頭筋が働くことが求めれます。そのため肩関節を評価する際には肘関節も注目することがポイントとなります。

これだけでも肩の症状→肩関節以外のアプローチが必要だとわかるはずです。

逆に捉えると、肩甲帯や肘関節周囲などの滑走を円滑にすることで
インピンジメントの問題や可動域制限などの問題を解決できる可能性が高まるのです。


【アプローチをする際に知っておきたいポイント】

沖田は拘縮の原因として、以下のように述べています。

拘縮発生時には皮膚、骨格筋、関節包といった関節周囲軟部組織に共通してコラーゲンの増生に伴う線維化の発生が認められており,この病態が拘縮の発生・進行に深く寄与していることは間違いないと思われる。
(沖田 実:関節可動域制限の発生メカニズムとその治療戦略,理学療法学,41(8),2014,pp523-530)


【拘縮とADLとTGAの可能性】

軟部組織の線維化によって不動が生じるということであれば、
その軟部組織の動きや滑走を改善する必要があります。

触診によって得られるこわばった軟部組織の感触は、膜組織間での滑走が生まれないことによる抵抗感が生み出しているとリハカレでは考えています。

深層・表層の膜組織同士の滑走を促す筋骨格へのアプローチを行い、絞扼された毛細血管や神経組織の解放を目指していく方法です。

研修会当日はアプローチ法の紹介と実践、そしてそれに様々な学術的解釈を添えて展開していきます。

この講習会でお伝えするTGAを行うことで

・組織の滑走を促すことで疼痛やROMの改善。
・上記の改善より上肢の自由度が増す。
・リーチ動作の安定によるADL改善。
・上記の改善が期待されます。


【この講義をオススメする人】

・肩関節の機能解剖を整理したい人
・肩関節周囲の触診を学びたい人
・肩関節の評価ポイントを整理したい人
・実際に介入手段を知りたい人


■セミナー概要

【タイトル】
肩疾患に対する骨格・筋膜アプローチセミナー

【内容】
1.リハビリの仮説・検証の流れについて
2.肩関節の運動学3.肩関節の評価の手順
4.評価実技
5.TGA(腹部ポンピング、小胸筋、肩甲胸郭関節、肩甲上腕関節、腕橈関節)

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研修会詳細

主催
一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
開催日時
2025年 9月25日(水)10:00〜16:00
開催地
〒107-0062 東京都港区南青山南青山第一韮澤ビル2F
表参道駅から徒歩7分
講師
費用
17,600円
《 9月4日 》までのお申し込みにて4,400円OFFの13,200 円(税込)でご受講いただけます。。
定員
5名
対象
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
ホームページ
https://seminar.rehacollege.com/p/SKxPWuQsoGYu/BTQVlYwxrDLg?tid=POS

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