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臀部痛・下肢痛を伴う腰部疾患に対する解剖学に基づいた治療技術
多くのセラピストが苦手とする神経症状ですが、なかでも臀部痛と下肢痛の病態解釈や評価・治療に苦慮されているのではないでしょうか。
臀部痛、下肢痛が発生する要因について何を想起されるでしょうか?腰であれば、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が挙げられると思います。これらの病態が本当に臀部痛や下肢痛の要因であれば、私たちセラピストの適応範囲は限られてきます。
仮に上記の診断名であったとしても、症状発生要因が椎間孔外狭窄や椎間孔より遠位で発生していることも少なくありません。
今回のセミナーでは臀部痛、下肢痛が発生する要因の中でも、椎間孔より遠位で発生する病態にフォーカスを当てて解説していきます。具体的には椎間孔狭窄に関与する椎間孔横断靱帯、胸腰筋膜と腰神経叢、Deep Gluteal Syndromeに総称される病態に関与する股関節後面深部筋などの解剖と解剖から推察される病態と評価について説明した上で、私が臨床で実際に行っている治療についてもご紹介します。
翌日からの臨床が待ち遠しくなる、そんな時間にしたいと思います。
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