【講師】徳田大師　（理学療法士）

【経歴】
・腰痛運動療法セラピスト
・腰痛運動療法指導士
・IPNFA®　Level1/2

【アブストラクト】
腰痛は理学療法士が最も多く対峙する症状であり、その大半は非特異的腰痛に分類される。なかでも仙腸関節性腰痛は、画像所見と臨床症状の一致の難しさ、疼痛発現機序の多様性、類似症状を呈する疾患の存在により診断が困難な病態である。本セミナーでは、仙腸関節の機能解剖・バイオメカニクスと疼痛発生のメカニズムを整理したうえで、椎間板性・椎間関節性・筋筋膜性腰痛との鑑別の視点を提示する。さらに、臨床で活用できる徒手的評価、疼痛誘発テスト、動作分析を解説し、症状の再現性を手掛かりとした臨床推論の進め方を具体的に紹介する。受講者は、本セミナーを通じて仙腸関節性腰痛を正確に疑い、鑑別し、治療戦略につなげるための実践的な評価・介入アプローチを習得することを目的とする。

【セミナー内容】
・非特異的腰痛の病態
・仙腸関節性腰痛の機能解剖知識
・臨床の中での評価方法、臨床思考の流れ
・運動療法および徒手療法を紹介

※本セミナーは学生も参加可能です。
※後日zoom参加URLをpeatix内メッセージにて配信させていただきます。