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2016.08.05
親の介護と育児を同時に行う「ダブルケア」について内閣府が推計を公開した。全国でダブルケアを行う人数は約25.3万人、そのうち女性は16.8万人と7割を占める結果となった。
ダブルケアに直面する前に就業していた者のうち,ダブルケアに直面したことにより「業務量や労働時間を変えなくてすんだ」者は, 男性で約半数であるのに対し, 女性では約3割に留まっており、配慮が得られていないことが明らかにされた。
育児や介護の負担感を尋ねると、「育児を負担に感じる」と答えたのは47.6%。一方で「介護を負担に感じる」は67%で、介護の負担感の方が高かった。
日本理学療法士協会は女性会員が約4割であり、女性会員対策特別委員会が設けられている。「ダブルケア」への対応に注目が集まる。
関連サイト:育児と介護のダブルケアの実態に関する調査報告書(内閣府HP)
関連資料:育児と介護のダブルケアの実態に関する調査報告書のポイント(PDF)
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