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2016.09.22
政府は12日に、経済成長戦略の司令塔として新たに発足した「未来投資会議」の初会合を開催。同会議では、公的保険外サービスとの組合せにより、健康寿命延伸のための効率的・効果的な医療・介護サービス提供体制の構築が必要であることが議論に上った。
保険内・外のサービスを一体的に提供できるルールに変えたうえで、公定価格より高い値段を設定できるようにすべきとの声が挙がっている。満足度の高いサービスを提供するために、公的保険外サービスも組み合わせて介護報酬を上回る料金を定めることを認めることを提案。この提案が実現すれば、訪問介護の現場で認められていなかった同居家族の食事の支度や洗濯などが、追加徴収した上で一体的に提供することが可能になる。
経済成長を後押しする観点から規制のあり方を検討する「規制改革推進会議」では、「民間の参入を妨げている規制の見直しが必要」「新しいビジネスを起こしやすい環境を整備すべき」といった声が続いる。今後、分野ごとにワーキンググループをつくって議論を掘り下げていく方針。
関連資料:「未来投資会議」(HP)
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