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2021.05.12

在宅ケア領域のリハ専門職を育成「地域リハビリテーション学コース」



文部科学省は、社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを「職業実践力育成プログラム(BP)」として認定し、高度専門人材の育成を推進している。その中に、理学療法士や作業療法士などを対象としたプログラムがあることをご存知だろうか。

大阪府立大学大学院は、現職の理学療法士・作業療法士を対象に1年間の履修証明プログラム「地域リハビリテーション学コース」を開講。在宅ケアの現場で活躍できるリハビリテーション専門職の育成に取り組んでいる。



同コースは従来の教育課程の内容をより充実させるため、専門職としてのスキルアップを図る内容の8講座(120時間)を用意。実践的・専門的なプログラムとして文部科学省の「職業実践力プログラム(BP)」として認定されている。

公衆衛生学的な思考・知識の修得や、在宅リハビリテーション技術・知識の補完を目指し、地域リハビリテーションで求められる高い実践能力と指導能力を有する理学療法士・ 作業療法士の育成を指針に掲げている。(カリキュラム概要はこちら

また、厚生労働省の「専門実践教育訓練給付金」対象講座となっており、一定の条件を満たす方は受講料の給付(最大70%)を受けることができる。

職業実践力育成プログラム( BP )とは
大学・大学院・短期大学・高等専門学校におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムとして文部科学大臣が認定したもの。

専門実践教育訓練での「教育訓練給付」制度とは
働く人の主体的で、中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とする雇用保険の給付制度。一定の条件を満たす雇用保険の一般被保険者(在職者)、または一般被保険者であった方(離職者)が、厚生労働大臣の指定する専門実践教育訓練を受講し修了した場合、本人が教育訓練施設に支払った教育訓練経費の一定の割合額(上限あり)をハローワークから支給する制度。

引用参考:大阪府立大学大学院 履修証明プログラム「地域リハビリテーション学コース」


コースの大半はe-Learningで受講することが可能であり、ライフスタイルに合わせて自身のペースで学習することができる。働きながら、また、子育てを行いながらキャリアアップを目指す方にとっても活用しやすい履修プログラムといえるかもしれない。

現在、地域包括ケアシステムの構築に向けて、理学療法士・作業療法士には活動や参加に焦点をあてた自立支援に資する取り組みや、医療と介護の連携促進等ができる能力が求められている。

大阪府立大学大学院の「地域リハビリテーション学コース」のような、在宅リハビリテーションに関わる技術に加え、病院と在宅ケアの連携を理解し、推進することのできる高い実践能力と指導能力を有する人材育成は興味深い取り組み。





履修証明プログラムとは
履修証明プログラムは、学校教育法に基づき大学等が開設する、社会人等の学生以外のものを対象とした一定のまとまりのある学習プログラム。人材養成目的に応じて必要な講習(授業科目ではない科目)を体系的に編成した教育プログラムであり、修了者には履修証明書が交付される。
 詳しくはこちら →http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shoumei/
 

引用参考:大阪府立大学大学院 履修証明プログラム「地域リハビリテーション学コース」

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