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2013.01.31

福祉用具選定相談に特化した大学院(国際医療福祉大学大学院)

国際医療福祉大学大学院は、福祉用具の選定相談、開発普及を図る人材育成を目的するための福祉援助工学分野・福祉用具管理指導者養成領域を開設している。超高齢社会を見据えたとき、さらに福祉用具活用する能力が求められることから、大学院として初めて福祉用具の研究と演習に力を入れた本コースが2011年4月に開講した。間もなく初めての修士号取得者が誕生する。本領域では、公益財団法人テクノエイド協会が認定する『福祉用具プランナー管理指導者』資格を取得できる。一期生は理学療法士、作業療法士、社会福祉士、福祉用具専門相談員らが既に入学している。 大学院に通う院生の声 「作業療法士は福祉用具のことを知っているようでいて、そうともいえない。自分も福祉用具の適合や相談を受ける中で、作業療法士としての経験は20年になるが、福祉用具のスキルに関してはこれでいいのかという確認がしたくて入学した。結果として、再確認できたとともに、色々なバックボーンの院生と知り合えてよかった」(相談センター勤務・作業療法士) 「自分の利用者への対応の仕方や福祉用具の扱い等の気づきが得られた。現在、修士論文作成に取り組んいる。」(理学療法士) 国際医療福祉大学大学院・福祉援助工学分野・福祉用具管理指導者養成領域 国際医療福祉大学大学院の同領域は平日は週に2回の講義、月に一回の日曜にリフトや車いす、移乗関連用具、排泄関連用具等に関する演習を実施している。福祉用具プランナー管理指導者はテクノエイド協会が認定するもので、認定されると福祉用具の研修などの講師該当者として同協会に登録されます。修了後は自身の現場でのリーダー的存在、テクノエイド協会のプランナー研修の講師、訪問リハビリテーションや医療機関での福祉用具に関するアドバイザー的役割が期待されます。 新たに研究主体の「福祉用具コース」を設け、入学者募集 国際医療福祉大学大学院では2013年に新たに研究主体の「福祉用具コース」を設け、資格取得と実践研究を目指す「福祉用具管理指導者コース」との選択ができるように内容を改定している。現在2013年度の入学者を募集しています。 分野責任者・山本澄子、担当教員・東畠弘子 詳細はこちら
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