回復期から在宅まで「その人らしい暮らし」を目指してリハビリに取り組んでいます。

病気や障害による不安を抱えて入院した患者さんやご家族に寄り添って、入院される前の暮らしに戻るためのリハビリを職員全員が協力しながら提供しています。そのため、入院した時からリハビリ職員が関わり、『その人らしい暮らし』をテーマに職員全員がやりがいを持って業務に当たっています。また、今話題の地域包括ケア病棟では、患者ごとに退院後の生活スタイルに合わせて、専属のリハビリ職員が携わって病棟生活に活かしています。更に退院後の生活や介助に不安があれば、訪問リハビリを提供しており、在宅までしっかりと関わる地域密着型の病院です。幅広いジャンルで活躍しながら、ライフワークバランスもしっかりと取れており、公私ともに充実したスタッフが多く在籍しています。

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  合計160㎡以上のリハビリ室の中に主に理学療法を実施する部屋(写真)や作業療法の部屋、言語療法のための個室などがあります。勉強会は殆どこの部屋で行われ、プロジェクターでの投影やオンライン研修、実技講習も行っています。

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  理学療法士が平行棒内で歩行練習を実施している所です。当院は回復期の患者が多く入院するため、自立歩行を目標にしている患者も多くいます。理学療法士による細かい運動機能評価は非常に重要です。

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  作業療法士が自助具食器で練習している場面です。当院では自宅に退院する患者が多いため、作業療法士の視点が非常に重要です。高次脳機能や日常生活場面での評価能力や治療は非常に重要であり、退院後の生活支援でとても役に立っています。

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  言語聴覚士が言語理解の訓練をしている場面です。言語訓練以外にも摂食嚥下リハビリテーションも積極的に実施しており、患者の『食べる喜び』を取り戻せるように取り組んでいます。入院生活での楽しみの一つである『食べる』ことは退院後の生活においてベースとなります。

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  地域包括ケア病棟でのリハビリの役割について、市内に従事している医療・介護・福祉の方に勉強会をハイブリッド形式で開催しました。70名以上の方に参加して頂き、地域における課題を共有したり、地域包括ケア病棟という新たな社会資源を理解して頂くことで、解決の糸口が見つかる場面もあり、有意義な研修でした。

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  患者と一緒に作成した作品を病棟に展示しています。これ以外にも集団体操したり、屋外に出掛けるなど、活動場面を増やすことで『その人らしい暮らし』に戻しています。