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バイオメカセラピー研究会

バイオメカセラピーは、人間工学に基づいて体系化された理学療法の新しいコンセプトです。
理学療法では機能障害あるいは能力低下がどのような解剖学的構造の変化あるいは運動学的機能の変化によって生じたかを明らかにし、能力低下を機能障害に還元して考察することが第一課題となります。
その際に重要なことは、解剖学や運動学といった公理性のある理論を基に仮説をたてることです。
機能障害という命題に対して公理性のある理論、つまりは法則を用いて解答を出す過程こそが理学療法における臨床推論のプロセスです。
しかし、実際の臨床現場で遭遇する機能障害が即座に疾患と結び付くものではありません。解剖学という構造を理解するための理論と運動学という動きを理解するための理論だけでは、身体運動の分析から障害構造を捉えることはできません。
機能障害を理解するための第3の理論として、力学という身体運動を理解するための理論が必要となります。そもそも身体運動は厳密に力学的原理に従っています。したがって身体運動の力学を理解し障害構造を力学的に解釈することは、理学療法を施行する上で有力な手法であるといえるのです。
望ましい運動形態とそれを可能にする筋骨格系による関節運動を公理性のある力学を背景に論理的に推測できれば、より効果的な理学療法を構成できるはずです。

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