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2012.10.08

「就労支援」セラピストとして何が出来るか?厚労省「生活支援戦略」主な論点より

厚生労働省は9月28日、生活保護の見直しを含む『「生活支援戦略」に関する主な論点(案)』をまとめた。この論点(案)には、就労準備のための支援や社会的な自立に向けたサポートとしての「中間的就労」そして、生活保護制度の不正受給の対策強化などが盛り込まれている。 就労支援の強化として、社会的な自立に向けたサポートをする仕組みを組み込んだ「中間的就労」などの「多様な就労機会」場の提供。また、収入は低いとしても、生活のリズムの安定や就労実績を積み重ねることで、その後の就労につながりやすくなることから、低額であっても一旦就労することを基本的考え方とする段階的な就労支援体制も論点として盛り込まれている。 国民の信頼に応えた生活保護制度等の再構築  国民の信頼に応えた制度の確立を目指すため、生活保護制度の不正・不適正受給対策の強化なども記載されている。 『就労支援』や『就学支援』我々は何が出来るか。(感想)  作業療法士、言語聴覚士、理学療法士が「就労支援」や「就学支援」など、各セフティーネットの段階でどのような支援や関わりが出来るか、「生活支援戦略」のこの論点(案)には、残念がらその専門職としての関わりが一言も触れられていない。しかし、専門職としてその関わりは多大にあると感じる。我々はこの大きな社会問題にもっと踏み込み真剣に向き合い、そのアプローチ、支援を確立することが早急に求められるように思う。 記:友清直樹 関連サイト 第8回社会保障審議会生活困窮者の生活支援の在り方に関する特別部会資料
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