急性期から在宅まで幅広くかかわることのできる、地域に根差した総合病院です!!

【リハビリテーション部について】
　リハビリテーション部では、365日患者さんにリハビリテーションを提供しています。
　発症直後の急性期から、症状が安定してご自宅生活されている方のリハビリまで幅広く業務を行っています。対象は、脳血管疾患（脳梗塞や脳出血など）、整形疾患（スポーツ外傷・骨折、変形性関節症など）、循環器疾患（心不全、糖尿病性足潰瘍など）、 内科疾患（誤嚥性肺炎、慢性閉塞性肺疾患、腎不全など）、消化器外科疾患（開腹後、がんなど）です。
　2023年度12月現在のスタッフは、総勢50名であり、病気を患った患者さんに専門性を発揮できるように専門チームを構成しています。
　この他、リハビリテーション部では勉強会や症例検討会、全国の学会発表も積極的に行っています。病院周辺地域では、地域住民の方向けの健康講座や運動を実施しています。

＜理学療法の特色＞
　脳血管疾患、運動器疾患、呼吸器疾患、心大血管疾患、廃用症候群など幅広い分野に対し早期より積極的な理学療法を提供しています。訪問リハビリテーション事業にも関与しており急性期のみでなく退院後の生活に関しても対応することができます。より質の高い理学療法の提供ができるよう各分野の専門チームを編成しています。
＜作業療法の特色＞
　急性期のみならず、外来への継続・支援なども行っております。
　平成28年度より認知症初期集中支援チームが設置され、OTがチーム員として在宅への訪問や支援などを行っております。自動車運転支援の取り組みとしては、診断書作成の一助として、医師からの依頼を受け、OTがSDSA（脳卒中ドライバーのスクリーニング評価）などのバッテリーを使用し、評価を実施しています。
＜言語療法の特色＞
　コミュニケーションや食物の飲み込みに問題のある方に評価、訓練、指導、助言の支援を行います。 飲み込みに対しては、個々の状態に合わせ、食事の形態や姿勢の検討、摂食指導 を行い、口から安全に食べられるように支援しております。ご本人様だけではなく、ご家族様へもコミュニケーションの取り方や摂食方法などの指導や助言を行うようにしています。

【新人療法士の教育について】
　年度のはじまりに先輩スタッフと面談して個人目標を作成し、年間通して、計画を確認しながら目標達成を目指します。それぞれのスタッフが成長していけるように、先輩スタッフがサポートし臨床に取り組んでいます。
　新人の臨床教育は、教育計画を作成し、段階的に進めるために目標シートを使用しています。上半期（4-9月）は、目標シートをもとに先輩のサポートを受けながら、見学、共同参加、見守り、実践とステップアップしていき、9月までに自立して臨床業務を行えることを目指します。

【勉強会について】
　勉強会は、リハビリテーション部内全体の勉強会と所属チーム内勉強会があります。
＜部内全体の勉強会について＞
　頻度は、月3回程度で下記内容を実施しています。
　　① 1～3年向けに先輩スタッフが行う基礎的な勉強会（リスク管理や各分野の基礎知識）
　　② 症例検討会
　　③ その他（緊急時対応、伝達講習会、学会発表の予演会など）
＜各所属チームの勉強会＞
　頻度は、月2～4回程度で実施しています。
　専門的な内容の勉強会や症例検討会を実施しチームの専門性を高めることを目指しています。

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  心大血管リハビリテーションの様子

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  スポーツリハビリテーションの様子

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  地域の中学生へのトレーニング講習会

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  リハビリテーション部署内の勉強会

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  脳血管リハビリテーションの様子