理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト

PT-OT-ST.NET

学会研修会

オフライン(対面) ピックアップ
2025.10.09掲載

【現地開催】病態と機能解剖から学ぶ 変形性膝関節症の 基本的評価とアプローチ

<期間限定割引>
こちらのセミナーは1講義税込17,600円のところ、
《 11月30日 》までのお申し込みにて4,400円OFFの13,200 円(税込)でご受講いただけます。

現地開催の実技セミナー受講で臨床は以下のように変化します。

・膝関節の機能解剖を理解し、どんな評価をすればよいかがわかる!
・根拠のある関節への介入が実施可能!
・臨床で評価→仮説→検証の流れがスムーズに!
・なぜ実施するのかの説明が明確に!


■ラテラルスラストが出ている患者さんどう対処する?
変形性膝関節症の主な症状の一つに「歩行時痛」があります。
その歩行時に見られる特徴的なものが「ラテラルスラスト」です。
ラテラルスラストが痛みと直接関係していないケースもありますが、ラテラルスラストは不安定な歩行につながり転倒の危険が増すので見逃せませんね。

変形性膝関節症の患者さんを担当する時、あなたはどんなところに着目するでしょうか?
患者さんの多くは「痛み」や「関節可動域制限(膝が伸びない/曲がらない)」を訴えますので、どうしてもそこに目が行きがちです。
ですが、「痛み」と関係があるか、ないか、でみるのではなく「破綻した運動機能=ラテラルスラスト」という見方でリハビリを進め方を、あなたは取り入れているでしょうか?


■安定した痛みのない歩行を獲得してもらうために
ラテラルスラストへの対応をあなたが取り入れると、患者さんは「痛みなく安定した歩行」を獲得していきます。
膝関節を含めた「下肢の運動機能」が高まるからです。
それは大腿四頭筋の筋力を高めれば達成されるわけではありません。
それは大殿筋の筋力を高めれば達成されるわけではありません。
それは体幹のトレーニングで得られるものでもありません。

鍵は、「股関節」や「足関節」を含めた
『下肢伸展支持機能』を再構築することです
変形性膝関節症患者さんの膝関節は多くの場合「屈曲拘縮」が生まれています。
膝関節最終伸展が起きない膝関節での荷重はどんな結果を生むでしょう?
膝関節の不安定性や、伸展筋の過剰収縮の原因になり得ます。

ラテラルスラストは膝関節不安定性の結果でもあり原因でもあるのです。
なので、膝関節だけでなく股関節と足関節も含めた「下肢伸展機能」として評価とアプローチを行うことでこの問題に対応していけます。

今回お伝えする実技セミナーでは、この解決方法を機能解剖に基づき徹底的に整理します。


■ラテラルスラストとは何なのか?
下肢伸展支持機能を阻害する「回旋異常」は、膝の痛みとどんな関係があるのか?
ただの可動域訓練で終わらせない、膝の不安定性を根本から改善するための思考プロセスをお伝えします。
変形性膝関節症こそ、
基礎知識が結果につながる
変形性膝関節症は、一度発症すると進行していく病気です。だからこそ、その進行をいかに遅らせるか、患者様の「歩く喜び」をいかに長く保つかが私たちの役割です。

痛みの原因は「軟骨がすり減るから」だけなのか?
軟骨に負担をかける「O脚や膝の不安定性」は、どこから来るのか?
その不全の原因は「筋力不足」か?それとも「可動性の不全」か?その部位は?
この問いに一つ一つ丁寧に答えを出すことで、『基礎に基づいた、結果の出る介入』に変わります。
患者さんは、「年齢のせいだから…」とあきらめている場合も多いです。しかし、本当にそうでしょうか?
患者様の「また歩けるようになった!」という笑顔のために、あなたの技術と自信をアップデートしませんか?


■このセミナーで学べること
このセミナーでは、臨床において悩みやすい『変形性膝関節症』の、「機能制限に基づいた評価と介入方法」が学べます。
正直に言って、機能解剖の知識は書籍や論文を読めば手に入れることはできます。

その知識を手に入れるまでに、どれだけの量と時間を費やせば良いでしょう?
資料の検索から始まり、それらを読んで、情報の取捨選択を行うと、多くの時間がかかります。
そして、ようやく手にした知識や情報も、目の前の臨床場面に活かせないことだってあるのです。
この研修会では、臨床でよく見る姿勢や動作に落とし込んだ「明日から現場で使える生きた知識」をお伝えします。
実技中心で進むので臨床ですぐに活用できるようになるでしょう。


■この講義をオススメする人

変形性膝関節症の保存療法に対してどう介入したらいいか悩んでいる方
膝関節の機能解剖の理解や評価を臨床でどう解釈したら良いか悩んでいる方
臨床経験の浅い新人~中堅の方
高齢者領域を担当している方
基礎からしっかり勉強し直したい療法士の方
もしかしたら、現在の知識量に不安を感じて実技セミナーの参加をためらっているかもしれません。

安心してください。このセミナーは「試験」ではありません。

高度な研究内容を試す場所ではなく、基礎知識を臨床に活かす方法を学ぶ場です。

現状の自分の技術をどうにかしたい、そういう気持ちさえあれば大丈夫です。ぜひご参加ください。


【セミナー概要】
病態、機能解剖から学ぶ変形性膝関節症の基本的評価とアプローチ

【日時・内容】

第1回:2025年 12月21日(日)10:00〜16:00
「変形性膝関節症の病態理解から機能解剖」

1.変形性膝関節症の病態
2.膝関節の機能解剖
3.膝蓋大腿関節の触診・評価・介入
4.脛骨大腿関節の触診・評価・介入①


第2回:2026年 1月11日(日)10:00〜16:00
「膝関節と体幹・股関節・足部の関係」

1.脛骨大腿関節の触診・評価・介入②
2.膝関節と股関節の関係
3.膝関節と足部の関係
4.股関節と骨盤の関係

管理No:100534閲覧回数:759回この情報を印刷する

研修会詳細

主催
一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
開催日時
第1回:2025年 12月21日(日)10:00〜16:00
第2回:2026年 1月11日(日)10:00〜16:00
開催地
〒107-0062 東京都港区南青山3-5-2南青山第一韮澤ビル2F
表参道駅から徒歩7分
講師
費用
【2日間の受講料】
35,200円(税込)
→割引期間中 26,400円(税込)
定員
15名
対象
理学療法士、作業療法士
ホームページ
https://seminar.rehacollege.com/p/1WebB4TwVsPo/BTQVlYwxrDLg?tid=POS

お問い合わせ・お申し込み

このセミナー情報をシェアする

カレンダー

<< 2025年 12月 >>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

印が実施日です。

近日開催オンラインセミナー

もっと見る 省略する

情報提供

このセミナーを見た人はこんなセミナーも見ています

ページ上部へ戻る