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12/17福岡で唯一アレクサンダーテクニーク教師トレーニング・コースNWI(ノンバイオレント・ワーク研究所)のプレスクールを実施
みんなと同じ勉強をしても、特別なセラピストにはなれない。国際的に通用する「アレクサンダーテクニーク教師」の資格を持とう!
アレクサンダーテクニーク教師になるために、一緒に勉強しませんか?
これをお読みの方にも関わりのある事だと思ってもらえるよう、とある参加者が今まで勉強会で気付いた事をご紹介したいと思います。
〜自分でも知らないうちに相手を否定し、自分の事だけを押し付けていた事に気付いていなかったことが衝撃だった:セラピスト10年目のSさんからのメッセージ〜
自分は今までも、そして今でも自分がリハビリ業に従事していることに誇りを持っています。
勉強会や学会に積極的に出席し、常に最新の情報を更新して現場に臨んできました。
自分が常に努力を怠らなかった自負が、いつも相手への笑顔と余裕のある態度を保障してくれていました。
自分が充実して仕事をしていると、ずっと疑うこともなかったのです。
しかし、そのつもりなはずなのに、時おり自分の中に「なぜ相手が思う通りにやらない?」「なぜ相手は言う事を聞かない?」「なぜこんなことができない?」「なぜ理解できない?」「患者が結果を出さない」「自分は正しくて、相手が間違っている」といったネガティブな気持ちが、大小ながら常に感じることがありました。
そこにどこかしら暴力性があることに気づきながらも、どうしていいかも分からないので、自分の中にその気持ちを押し殺して仕事をしていると、疑問や悩みが膨らんできました。
「なぜ暴力的な気持ちを持つんだろう?」自分が暴力を振るっているとは思えないのに、そう感じるのでその言葉が気になっていきました。
それでノンバイオレント・ワークという言葉からNWIに参加してみたのです。
そこでハンドリングを学んでいるとき、自分が相手を力づくで「変えよう」としている事に指導を受け、衝撃を受けました。
自分は解剖学的情報に基づいて、的確に、丁寧に、優しく実施しているはずなのに…先生にとっては他人を変えようと力づくで仕事をしているように見えた…それは、指導された理由を聞くと確かにその通りだと思った…そしてそれが相手にも周りにも伝わるとしたら…。
そこで、今までの自分の仕事に暴力的な要素が「実際に含まれている」事に気付いたのです。
押す、引っ張る、掴む、止める、揺さぶる、促す…物理的にも、そして相手を納得させる、理解させる、従わせる、改善してもらう、上達してもらう、いい結果を出させる…物理的なこと以外においても…。
これらは実際には、相手にプレッシャーとして、そしてストレスとして与えている!
自分がその潜在的な暴力に気付いていながらも、自分自身で表現し得ないために、問題として浮かび上がってこなかった。
だから、自分が一生懸命仕事をしていても、どこかで「もしかしたら、根本的に間違った事をしているんじゃないか?」という疑問や悩みが沸き続けることを、認めざるを得なかったんだ…。
それでNWIで、初心に戻って手と言葉を使う技術を学んでいる、というわけです。
PT大橋しんがアレクサンダーテクニーク教師の育成をしており、東京・西宮に続いて福岡でもプレスクールを始めています。
アレクサンダーテクニークの事は聞いたことがありますか?120年以上前から欧米で学ばれてきた、イギリス発祥の身体技法です。
それを教える職業は「アレクサンダーテクニーク教師」と呼ばれます。
現在世界中に5000人、国内では400人ほどいて、主に楽器演奏者や俳優、ダンサーらが体や心を壊さないように、補助学習として指導されてきました。
NWIのディレクター、大橋しんは2001年にチェロの勉強でドイツに渡り、学校でアレクサンダーテクニークの授業があり、そこで初めて知りました。
当時チェロを1日6〜7時間は練習していたので、常に背中が張っていて痛かったのですが、1回目のレッスンでそれがなくなったのでびっくりしました。
なにより自分の体の訴えをこれまで無視してきたことに気付き、それが衝撃的でした。
その後演奏家からアレクサンダーテクニークの勉強に切り替え、日本に戻って京都で本格的なトレーニングを受けました。
勉強していくうちに、当時(2005年ごろ)あまりにもアレクサンダーテクニークのことが知られてなかったので、これを仕事にしていくのも難しいと考えだしました。
そこで、アレクサンダーテクニークを何に活かすのが、世の中でもっとも有効かと考えて、リハビリテーションが最適だと思い至りました。
なぜなら、アレクサンダーテクニークは「目的とは関係のない筋肉の緊張によって、パフォーマンスの質が下がるから、それを手放して、より自然な能力を発揮する」ために、ヨーロッパの芸術系大学なので学ばれていたから。
余分な緊張を自分で手放す学習をリハビリテーションでできれば、たくさんの人が助かるだろうと。
それで理学療法士になり、救急病院に勤めながら実地で有効に利用できるかどうか、研鑽を重ねました。
その結果、神戸の整形外科医師の目にとまり、一部屋用意するから、難治性の人をなんとかしてくれないかと誘われました。
大橋はそこで結果を出し続けた結果、評判を呼んでその影響が出版にまで及びました。
毎年本を刊行し続けると、依頼の問い合わせが絶えず来るようになりました。
しかし大橋ひとりに問い合わせが集中しても、救える人数にすぐに限界が来るのは目に見えています。
そこで今、後進の育成に舵を切ったというわけです。
大橋の特徴は、手の技術です。そもそもアレクサンダーテクニーク教師は、やわらかく精密で的確な指示を与える、高度な手の技術を持っています。
そんな業界の中でも、とりわけ高い手の能力で世界的に知られたブルース・ファートマンというアメリカの教師がいます。
大橋は16年間彼に付き添って学び続けており、大橋の手はアメリカやドイツのワークショップで「ヴィートルオーゾ」と呼ばれているのです。
それには秘密があって、ブルース・ファートマンは18歳からやっている武術のスキルをハンドリング・テクニックに応用しており、大橋はそれを直接教わり続けたからです。
そんな背景があって、NWIの特徴は、世界的に認められた手のスキルの育成をしている、日本で唯一のトレーニング・コースだといえます。
現在アレクサンダーテクニーク教師の資格を持つ日本国内の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は全部合わせても15名程度です。
今から勉強を始めれば、地域で唯一無二の存在になれることができると思います。
みんなと同じ勉強をして、画一的な能力と判断基準を持って、誰かの代わりとしてのコマのひとつとしてのあなたか、あなた以外に替えがないという存在になるか、どちらになりたいのか、考えてみて下さい。
そして、迷っていてもいいので、一度大橋の講座に来てみて、どういう学びなのかを体験して、それで判断してみて下さい!
NWIディレクター:大橋しん
理学療法士
国際認定アレクサンダーテクニーク教師
著書6作品、太極拳DVD1作品を発表。TVラジオ等出演多数し別所哲也、田中美里、長谷川ミラ、高橋茉奈らと対談。
兵庫県西宮と東京、福岡で心身ケアの相談を受けながら、次世代のセラピスト育成に取り組んでいます。
あなたの力を信じて、ここから新たな一歩を踏み出しましょう。
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