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学会研修会

オンライン(WEB)
2024.01.16掲載

臨床に活きる臨床の基礎セミナー 大腿骨頸部骨折の リハビリテーション 〜機能解剖の理解から術後から退院までの評価とアプローチ〜

<早期割引中>
《2024年5月6日》13:00までのお申し込みで2,200円OFF
こちらのwebセミナー税込8,800円で受け付けております。
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【こんな悩みはありませんか?】
・プロトコル通りに進まない時があるが、何が原因か分からない
・脱臼防止の動作指導や、介入時のリスク管理ができているか不安
・疼痛管理に苦戦することが多いが、対処方法が分からない
・回復期でも急性期同様の管理が必要な中、何を注意したら良いか分からなくて不安
・再転倒の予防が大切と言われるけど、具体的に何をしたら良いか分からない

ひとつでも当てはまる方は、今すぐ「大腿骨頸部骨折のリハビリテーション」セミナーをご受講ください!

臨床で非常に多く出会う大腿骨頸部骨折について、骨折の疫学や術式などの基礎知識、各病期の方向性のポイント、具体的な介入方法を学べます!


【なんでプロトコール通りいかないんだ】
大腿骨頸部骨折は高齢者の4大骨折の一つであり、臨床で非常に多く出会う疾患です。
特に新人療法士は、大腿骨頸部骨折の患者さんを最初に受け持つことが多いようです。
これを読んでいるあなたも、一度は担当したことがあるのではないでしょうか?

大腿骨頸部骨折はクリニカルパスなどで介入段階が明確になっている場合が多いです。
しかし、術式によっては部分荷重の指示が出ていて、過重量がコントロールできずに痛みや転倒リスクに繋がる場合もあります。
また、高齢者の場合は認知機能低下の面から脱臼肢位の指導に難渋することもあります。

症例数が多いので、術後リハビリのプロトコールが決まっている場合が多いですが、プロトコール通りに進まないケースも多々あります。
認知機能、身体機能、住環境、家族関係、、、などなどの理由が挙げられます。
それだけでなく、骨折の状況によってもリハビリの進行は変わってきます。

このことからもプロトコールやクリニカルパスがあったとしても、臨床では一人一人の状態も訴えも異なるため、オーダーメイドにリハビリを考えないと効果は出ないでしょう。

効果を出すためには「解剖学」はもちろん、「大腿骨頸部骨折の疫学」の知識をもとに、患者様の状態に合わせて実施していくとよいのではないでしょうか?



【臨床では、回復期も急性期も関係ない】
近年、大腿骨頸部骨折の患者さんは、術後1週間ほどで回復期病棟に転院することが多くなっています。
今後も転院までの期間が延長されるのは考えにくいでしょう。
そうなると、大腿骨頸部骨折のリハビリテーションでは術後から生活期まで対応できる療法士が求められるのではないでしょうか。

急性期管理から退院支援、生活指導までの一貫した回復のイメージを持つという意味です。
急性期施設の療法士が「転院後のことは知らない」や、回復期、生活期の療法士が「術直後に組織がどうなるかは知りません」で済まされますか?
ここで重要なのは、術後の経過期間や術式により、介入方法やADL指導で注意するポイントが変わってくるという点です。

例えば、人工骨頭置換術の後方アプローチの脱臼肢位は股関節屈曲・内転・内旋の複合動作、または単独での股関節過屈曲が広く知られています。
これは手術の際に、大臀筋・外旋6筋を切開したことと関係があります。

同様に、前方アプローチや前側方アプローチは切開する部位が異なり、注意すべき脱臼肢位も変わるため、術式とその影響はリハビリプログラムに直結する重要な情報となります。

術式の理解だけではありません。
術後の治癒過程を把握することも重要です。
ご存知とは思いますが、手術は必ず組織に侵襲を与えるものであり、臨床ではその影響を最小限にしながら回復を促すことが必要です。
そのため、組織の治癒過程と照らし合わせて実際の状態を評価し、介入方法や負荷量を選択する必要があると言えます。



【この講義で得られること】
今回の研修会では、「骨折とは何?」といった骨折の疫学と大腿骨頸部骨折の術式、組織の治癒過程と具体的な介入方法について、基礎から分かりやすく学ぶことができます。
そして受講後には、これらの知識と臨床を繋げてそれぞれの期でのプログラム立案と介入が、自信を持って行えるようになるでしょう。

急性期、回復期を問わず、骨折の状況と術式に合わせたプログラムを立てて進められることで、患者さんの状況にあったリハビリが提供できるようになるでしょう。
急性期の現場で働く人は、回復期以降の回復のイメージや急性期の期間で準備する内容が明確になります。

回復期以降の現場で働く人は、リスク管理の意識が高まり、より安全により確実にリハビリを進めるための知識が身につきます。


【講義内容】

第1回:2024年 5月27日(月)20:00〜21:00
「骨折の疫学と術式の基礎知識 〜筋への影響から脱臼肢位まで〜」
1.頸部骨折の疫学と分類
2.様々な術式と周辺組織への影響
3.荷重コントロールの方法
4.人工骨頭置換術の術式と周辺組織への影響
5.脱臼肢位とポジショニング


第2回:2024年 6月10日(月)20:00〜21:00
「リハビリの方向性と介入方法 〜急性期から回復期まで〜」
1.プロトコルと介入のポイント
2.術前の確認事項と介入方法
3.急性期・回復期の方向性と介入方法
4.ADL等の動作指導と転倒予防
5.退院直前の介入ポイント

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研修会詳細

主催
一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
開催日時
第1回:2024年5月27日月曜日 20:00~21:00
第2回:2024年6月10日月曜日 20:00~21:00

*質疑応答とアンケート回答の時間を含みます。終了時間は余裕を持ってご参加ください。
*受講者には当日の収録動画を、1週間後からご視聴いただけるように配信いたします。(1ヶ月限定)
当日の参加が難しい場合もご安心ください。
視聴・
支払方法
講師
費用
定価8,800円税込(5月6日 13:00までのお申し込みにて2,200円オフでご受講いただけます)
定員
450名
対象
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
ホームページ
https://bit.ly/3vKoUvZPOS

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