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【仙台開催】一度の介入で肩関節周囲炎などの慢性疼痛を改善 〜認知療法を応用した徒手療法セミナー〜
2020年、日本疼痛学会は痛みの定義を改訂し、「実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりうる状態に付随する、あるいはそれに似た、感覚かつ情動の不快な体験」とされました。
これは、痛みは必ずしも組織損傷を伴うものではないという重要な視点を示しています。
従来の侵害受容性疼痛・神経障害性疼痛に加え、脳の神経回路の変化によって生じる「痛覚変調性疼痛」が第3の痛みとして提唱されました。
慢性疼痛を抱える患者さんは、「動くと痛い」「もう動かない」といった不快感や恐れを抱いていることが多く、
そのような情動的反応には扁桃体の過活動が関与しているといわれています。
この扁桃体の活動を緩和させることが、痛み改善の鍵となります。
肩関節周囲炎の炎症期を過ぎても残存する肩痛や可動域低下、腰椎圧迫骨折から1年経過しても残存する腰痛など、臨床では組織損傷だけでは説明できないケースが多く存在します。
そんなときに必要なのが、患者の“認知”へのアプローチです。
認知とは、出来事に対して「どう意味づけをしているか」という思考や解釈の枠組みを指します。
私たちは、出来事から直接感情や行動へ移るのではなく、その間に“認知”を挟み込んでおり、
この認知の仕方によって、感情や行動が大きく変化します。
たとえば「花をもらう」という出来事でも、
花が好きな人は「うれしい」と感じますが、興味がなければ「面倒」と感じます。
同じ出来事でも、認知の違いで生じる感情が異なるのです。
痛みも同様です。
「動かすと痛い」「もう治らない」「身体が壊れている」といった思い込み(認知)は、
下行性疼痛抑制系の働きや扁桃体の活動に影響し、痛みを慢性化させる要因となります。
つまり、いくら徒手的にアプローチしても、
「痛いはずだ」という認知が残ったままでは、疼痛は再燃しやすく、改善は一時的なものにとどまってしまうのです。
今回お伝えする手法は、従来の“言葉による認知療法”ではなく、徒手操作を通して「動ける自分」を実感させることにより、認知を身体レベルで書き換えることができる、新しいアプローチです。
わずか数秒で痛みが消失し、関節可動域が改善されることで、患者自身が「動いても大丈夫なんだ」と身体で確信します。
その結果、不安が解消され、再発予防にもつながる非常に実用的で再現性の高い方法です。
実際の現場では、肩関節周囲炎によるNRS6レベルの疼痛が約10秒で消失、屈曲可動域が70°→90°まで改善させた症例や「昨日から足が痛い」と言われ、10秒で消失させ「魔法みたい」と言われたような結果を出しています。
慢性疼痛に切っても切り離せない「思い込み」を取り除くことで、
短時間で疼痛を改善することが可能です。
このような方におすすめ
・慢性疼痛の改善に限界を感じている方
・認知と身体のつながりに興味がある方
・再現性のある徒手療法を学びたい方
座学
・痛みについて
・感作とは
・認知療法とは
・一瞬で、疼痛改善できる治療法について
実技
・治療手技の練習
持ち物
筆記用具
動きやすい格好
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研修会詳細
お問い合わせ・お申し込み
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