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学会研修会

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2025.12.11掲載

【オンライン対談】高次脳機能障害の就労における課題を考える

医療 × 就労支援 × ジョブコーチの視点で紐解く、働くことの「リアル」と「これから」

「病院では『もう大丈夫』と言われたのに、現場に出るとうまくいかない」
「就職はできたけれど、長く続かない」

高次脳機能障害のある方の就労支援において、私たちはしばしば、医療現場での評価と、実際の職場環境との間にある「見えないギャップ」に直面します。
一見して分かりにくい障害だからこそ、ご本人の生きづらさや、企業側の戸惑いが置き去りにされてしまうことも少なくありません。

今回のオンライン対談では、この「就労における課題」に正面から向き合います。

登壇者は、就労支援の黎明期から40年以上にわたり現場を支え続けてきた就労アドバイザーの大場龍男先生と、作業療法士・公認心理師としての医学的視点に加え、訪問型ジョブコーチとして地域の就労現場を知り尽くした関西医科大学の宮原智子先生。

そしてモデレーターを務めるのは、言語聴覚士であり、りじょぶ大阪代表の多田紀子です。

なぜ、就労の継続は難しいのか?
医療のリハビリテーションは、就労現場でどう活かせるのか?
支援者が今、本当に連携すべきポイントとは?

「医療」と「福祉」、そして「企業」。それぞれの視点を持つスペシャリストたちが、教科書的な理論だけではない、現場の痛みと希望に基づいた対談を繰り広げます。

支援のあり方に悩む専門職の方、障害者雇用に取り組む企業の方、そして「働くこと」をあきらめたくない当事者・ご家族の皆様。
明日からのヒントが必ず見つかるセミナーです。ぜひご参加ください。

 
★こんな方におすすめです★
・高次脳機能障害の方の復職・就労支援に関わる医療従事者(ST/OT/PT/心理職等)
・就労移行支援、就労継続支援、地域活動支援センター等のスタッフ
・障害者雇用における定着支援に課題を感じている企業担当者
・高次脳機能障害の当事者様、ご家族様

 
★登壇者プロフィール★
■ 宮原 智子 先生
(作業療法士/公認心理師/訪問型ジョブコーチ)
関西医科大学 リハビリテーション学部 作業療法学科 講師

作業療法士として医療機関に約10年間勤務した後、地域へフィールドを移す。脳損傷者を対象とした自立訓練、地域活動支援センターなどの地域福祉事業に従事し、生活と就労の両面から当事者を支えてきた。
兵庫県宝塚市にあるNPO法人宝塚高次脳機能障害者共生の会副理事長を務め、2014年~2022年までは同法人が運営する「地域活動支援センターWakaba」の施設長を歴任。現在は大学にて後進の育成にあたる傍ら、訪問型ジョブコーチとして現場支援も継続している。「医療」と「地域就労支援」の双方を知るスペシャリスト。

■ 大場 龍男 先生
(就労アドバイザー/NPO法人翔和学園ワークセンター顧問)

1979年京都大学経済学部卒業。1983年国立秩父学園附属保護指導職員養成所(現・国立障害者リハビリテーションセンター学院)修了。
社会福祉法人富岳会、横浜市総合リハビリテーションセンター、川崎市北部・中部・南部リハビリテーションセンターを経て現職。
長きにわたり障害者就労の現場を見つめ続け、制度の変遷とともに数多くの当事者・企業を支えてきた就労支援のエキスパート。豊富な経験に基づく実践的なアドバイスは多くの支援者から厚い信頼を得ている。

■ 多田 紀子
(NPO法人りじょぶ大阪 代表/言語聴覚士)

脳卒中後の失語症や高次脳機能障害のある方々の「再び働きたい」という想いを支えるため、NPO法人りじょぶ大阪を設立。医療機関での勤務経験を活かしながら、医療と社会(企業・地域)をつなぐ架け橋として、当事者主体の復職支援や啓発活動に尽力している。

【主催・お問い合わせ】NPO法人りじょぶ大阪 https://rejob-workers.com/

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研修会詳細

主催
NPO法人Reジョブ大阪
開催日時
2026年1月16日(金)19時~20時半
視聴・
支払方法
講師
大場龍男,多田紀子,宮原智子
費用
無料
定員
100
対象
言語聴覚士
ホームページ
https://noucare.net/

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