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2026.10.24掲載

圧痛の左右差から読み解く「機能連鎖」― 大内転筋を起点とした全身評価と運動療法 ―オンライン編

見逃し配信あり⭐︎実技セミナーも開催します!

症状のある部位だけでなく、離れた部位への介入によって、圧痛や可動域、筋出力、動作時痛が変化することがあります。
その変化をどう捉え、治療につなげるのか。

本セミナーでは、「圧痛の左右差」を糸口に、股関節内転筋群、特に大内転筋の機能評価から、複数の身体所見の関連性=「機能連鎖」を読み解いていきます。

圧痛、可動域、筋出力などから仮説を立て、介入し、再評価する。その変化から主訴との関連性を検証し、治療対象と優先順位を絞り込むための全身評価と運動療法を学びます。

オンラインでは症例を交えながら評価・介入・再評価の考え方を解説。実技では、オンラインで学んだ内容をもとに実際の身体でその変化を確認します。

※オンラインのみでも完結して学べる内容です。実技参加にはオンラインセミナーの受講が必要です。



【講師よりメッセージ】

運動器疾患の臨床では、症状が生じている局所病態を理解し、適切に介入することが不可欠です。その一方で、症例の全体像を把握し、機能低下している部位へ機能改善を促すことは、再発予防を考える上で欠かせません。

身体の全体像を把握するためには、各関節の可動域や筋力などを左右で比較する必要があります。しかし、全身評価とは、全身の異常所見を集めることではありません。
複数の身体所見がどのように関係しているのかを推察し、主訴と関連する修正可能な機能不全を絞り込むことが重要です。

なぜ、この可動域に差が生じているのか。
なぜ、この筋出力が低下しているのか。
その背景を考えずに評価結果を眺めているだけでは情報量が増えるだけで、治療対象や優先順位の決定にはつながりません。



◎セミナーのポイント

今回のセミナーでは、ある部位の機能変化が他部位の身体所見にどのように影響しているのか、その機能的な関連性を「機能連鎖」として捉えます。

私の臨床では、その機能連鎖を読み解く糸口として、可動域や筋力だけでなく「圧痛の左右差」にも着目しています。
症状部位に認める圧痛は、発痛源となり得る組織を推定するための重要な情報です。一方、症状から離れた部位に認める圧痛には、どのような意味があるのでしょうか。

圧痛があるという事実だけで、その部位の機能不全や主訴との関連を断定することはできません。しかし、左右差のある圧痛は、本人が自覚していない負荷集中、筋活動の偏り、組織の機械的過敏性などが存在する可能性を示し、さらに評価すべき部位を抽出する手がかりになります。

まず、圧痛を認めた部位の可動域や筋出力を確認する。次に、その部位へ試験的に介入し、局所だけでなく、離れた部位の圧痛、可動域、筋出力、そして主訴となる動作がどのように変化するのかを再評価します。
複数の所見が同じ方向へ変化すれば、そこに機能的な関連がある可能性が高まります。反対に、介入しても主訴や関連所見が変化しなければ、その関連はいったん保留または棄却し、別の可能性を検討します。

圧痛を糸口に仮説を立て、介入し、再評価する。
その過程を繰り返しながら複数の身体所見の関連性(機能連鎖)を検証し、症例の全体像を読み解いていきます。



◎主な評価と介入

今回、その起点として取り上げるのが股関節内転筋群です。

内転筋結節の圧痛、股関節外転可動域、股関節内転筋力、大腿部や下腿部における血管周囲の圧痛、腰部・胸郭などの圧痛や可動域制限を評価します。さらに、大内転筋への徒手的介入と運動療法を行い、局所および離れた部位の圧痛、可動域、筋出力、動作時痛がどのように変化するのかを再評価します。



◎供覧する症例

症例供覧では、肩関節、胸郭、腰部、殿部、膝、下腿、足部などの症例を取り上げます。内転筋群への介入によって離れた部位の所見が変化した症例だけでなく、内転筋群との関連性が低く、別の部位への介入が必要であった症例も提示する予定です。

評価結果をただ羅列するのではなく、身体所見の変化から機能連鎖を読み解き、治療へ結びつく全体像として捉える。
そのための評価と運動療法をお伝えします。



【講師】
岡西 尚人先生
平針かとう整形外科 スポーツクリニック
理学療法士

整形外科リハビリテーション学会(常任理事・AAA:上級指導員)
日本整形外科超音波学会 準会員
日本股関節学会 準会員 

※講師実績は下部に記載


【日時】
2027年1月7日(木)、1月17日(日)開催

◎オンラインセミナー【見逃し配信あり】
2027年1月7日(木)
20:00~22:00(19:45より入室可能)

◎実技セミナー
2027年1月17日(日)
9:00~14:00(8:45より受付開始)

▷実技会場
名古屋スポーツクリニック 2階
名古屋市昭和区藤成通3-5
駐車場あり

▷持ち物
短パン、解剖学書、バスタオル

管理No:106919閲覧回数:82回この情報を印刷する

研修会詳細

主催
セラピストのためのセミナー企画部
開催日時
2027年1月7日(木)
20:00~22:00(19:45より入室可能)
視聴・
支払方法
講師
岡西尚人先生
費用
3,300円
定員
200
対象
理学療法士・柔道整復師などセラピスト、スポーツトレーナーなど
ホームページ
https://peatix.com/event/5173372

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