【カリキュラム一覧】
講座１ 2025 年 9 月 5 日（金）19‐20 時
テーマ：子どもたちを取り巻く課題（学校・当事者・保護者）
講 師：スクールソーシャルワーカー
講座２ 2025 年 10 月 3 日（金）19‐20 時
テーマ：子どもの発達段階に応じた評価方法と運動指導法
講 師：楠本 泰士 先生（福島県立医科大学：理学療法士）
講座３ 2025 年 11 月 6 日（木）19‐20 時
テーマ：DCD（発達性協調運動障がい）の基礎とその支援方法
講 師：東恩納 拓也 先生（東京家政大学：作業療法士）
講座４ 2025 年 12 月 5 日（金）19‐20 時
テーマ：「遊び」を切り口にした子どもの運動・発育支援方法
講 師：引原 有輝 先生（千葉工業大学：博士（体育科学））
講座５ 2026 年 1 月 9 日（金）19‐20 時
テーマ：脳機能から考える子どもの運動メカニズムとその支援方法
講 師：脇坂 成重 先生（桜十字福岡病院：理学療法士）
講座６ 2026 年 2 月 6 日（金）19‐20 時
テーマ：子どもの声を聴く”という支援 〜アドボカシーの視点で関わりを見直す〜
講 師：重永 侑紀 先生（特定非営利活動法人にじいろ CAP 代表理事）
【目的】
近年、子どもたちの発育環境にはさまざまな課題が存在しています。運動や遊びの機会の減少、発達の多様化、そして支援の格差など、現場で子どもを支える私たちには、環境に対する理解と、専門的知識の両方が求められています。
本講座では、こうした課題に応えるため、子どもを取り巻く現場の実情や支援課題、発達や脳機能、身体の仕組みに関する基礎的な知識、そして、「子どもの声を聴く」というアドボカシーの姿勢をバランスよく学び、子どもを支える支援者としての視野を広げていただく内容を予定しています。中でも、子どもにとっての“楽しい”を軸に考えることの大切さを強調したいと考えています。大人が「良かれ」と思う支援や関わりが、必ずしも子どもにとって心地よいとは限りません。「子どもたちの権利とは何か？」「子どもたちの視点で考えるとはどういうこと か？」をともに考える機会にもしたいと考えております。そしてそのアプローチとして、“遊び”や“運動”を切り口にしたいと考えています。身体を動かすことの楽しさや自信を通じて、子どもたち自身が「自分らしく在る」ことを支えることが、私たちが目指す支援の在り方です。だれもが楽しく子供時代を過ごせるように、“遊び”や“運動”といった視点からアプローチできればと考え、本講座を企画致しました。