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2020.11.04

11月は乳児突然死症候群(SIDS)対策月間

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乳児突然死症候群(SIDS)は、何の予兆や既往歴もないまま乳児に突然の死をもたらす疾患で、乳児の死亡原因の上位を占める。厚生労働省は11月を乳児突然死症候群(SIDS)の対策強化月間として位置づけて予防啓発を呼びかけている。

日本では、乳児突然死症候群(SIDS)は減少しているものの、未だに年間100名余が死亡している。おおよそ出生6,000~7,000人に1人に発症していると推定され、生後2ヵ月から6ヵ月に多く、稀には1歳以上で発症する。

乳児突然死症候群(SIDS)の発生リスクを低くするための3つのポイントとして、「1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせる」、「できるだけ母乳で育てる」、「保護者等のタバコをやめる」ことが乳児突然死症候群(SIDS)の発症の危険性を低くするというデータが得られていることを紹介。

厚生労働省はホームページにてSIDSの予防啓発のためのポスターやリーフレットを公開。「睡眠中の赤ちゃんの死亡を減らしましょう」と、SIDSの予防に関する啓発活動を行っている。

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<参考・引用>

11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です:厚生労働省ニュースリリース
乳幼児突然死症候群(SIDS)について:厚生労働省
乳幼児突然死症候群(SIDS)診断ガイドライン(第2版)
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