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2023.11.10

2024年度診療報酬改定、基本的視点と具体的方向性【厚労省】



厚生労働省は27日、社会保障審議会医療保険部会にて、令和6年度診療報酬改定に向けた「基本認識、基本的視点、具体的方向性」を提示した。

改定の基本的視点については、以下の4点を掲載。その中でも、「人材確保が大きな課題となっていることに鑑み、視点1に重点を置くこととしてはどうか」との考えが示された。



各視点については、「考えられる具体的方向性」として以下のとおり例示がされている。(一部抜粋)

視点1 現下の雇用情勢を踏まえた人材確保・働き方改革等の推進

【考えられる具体的方向性の例】
○ 医療従事者の人材確保や賃上げに向けた取組
○ 働き方改革に向けての取組の推進
・ 各職種がそれぞれの高い専門性を十分に発揮するための勤務環境の改善、タスク・シェアリング/タスク・シフティング、チーム医療の推進
・ 業務の効率化に資するICTの利活用の推進、その他長時間労働などの厳しい勤務環境の改善に向けての取組の評価 ・ 地域医療の確保及び機能分化を図る観点から必要な救急医療体制等の確保
・ 医療人材および医療資源の偏在への対応


視点2 ポスト2025を見据えた地域包括ケアシステムの深化・推進や医療DXを含めた医療機能の分化・強化、連携の推進

【考えられる具体的方向性の例】
○ 医療DXの推進による医療情報の有効活用、遠隔医療の推進
○ 生活に配慮した医療の推進など地域包括ケアシステムの深化・推進のための取組
○ リハビリテーション、栄養管理及び口腔管理の連携・推進
○ 患者の状態及び必要と考えられる医療機能に応じた入院医療の評価
○ 外来医療の機能分化・強化等
○ 新興感染症等に対応できる地域における医療提供体制の構築に向けた取組
○ かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬剤師の機能の評価
○ 質の高い在宅医療・訪問看護の確保


視点3 安心・安全で質の高い医療の推進

【考えられる具体的方向性の例】
○ 食材料費をはじめとする物価高騰を踏まえた対応
○ 患者にとって安心・安全に医療を受けられるための体制の評価
○ アウトカムにも着目した評価の推進
・ 質の高いリハビリテーションの評価など、アウトカムにも着目した評価を推進。
○ 重点的な対応が求められる分野への適切な評価(小児医療、周産期医療等)
○ 生活習慣病の増加等に対応する効果的・効率的な疾病管理および重症化予防の取組推進
○ 口腔疾患の重症化予防、口腔機能低下への対応の充実、生活の質に配慮した歯科医療の推進
○ 薬局の地域におけるかかりつけ機能に応じた適切な評価、薬局・薬剤師業務の対物中心から対人中心への転換の推進、病院薬剤師業務の評価
○ 地域の患者・住民のニーズに対応した機能を有する医薬品供給拠点としての役割の評価
○ 医薬品産業構造の転換も見据えたイノベーションの適切な評価や医薬品の安定供給の確保等


視点4 効率化・適正化を通じた医療保険制度の安定性・持続可能性の向上

【考えられる具体的方向性の例】
○ 後発医薬品やバイオ後続品の使用促進、長期収載品等の在り方
○ 費用対効果評価制度の活用
○ 市場実勢価格を踏まえた適正な評価
○ 医療DXの推進による医療情報の有効活用、遠隔医療の推進(再掲)
○ 患者の状態及び必要と考えられる医療機能に応じた入院医療の評価(再掲)
○ 外来医療の機能分化・強化等(再掲)
○ 生活習慣病の増加等に対応する効果的・効率的な疾病管理および重症化予防の取組推進(再掲)
○ 医師・病院薬剤師と薬局薬剤師の協働の取組による医薬品の適正使用等の推進

引用:
第169回社会保障審議会医療保険部会(厚生労働省HP)
令和6年度診療報酬改定に向けた 基本認識、基本的視点、具体的方向性について

厚生労働省より公開された資料に合わせて、PT-OT-ST.NETの診療報酬改定特設サイトも情報掲載を進めています。制度改定に向けた準備にご活用ください。


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