理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト
2019.04.08
理学療法士・作業療法士需給分科会が4月5日に開催された。同検討会で厚労省は、理学療法士・作業療法士2040年頃には供給数が約1.5倍となると需給推計の案を提示した。
同検討会の議論では、近年、学校養成施設数、その定員数は増加し続けているが、養成校においては合格率のバラツキがあることから、養成の質の低下を指摘する意見が挙がっている。今回、将来の養成施設に対する養成の質の評価、適切な指導等を行うこと等により、計画的な人員養成を行うことが必要ではないかと厚生労働省から示された。
また、需要の拡大として予防分野や学校保健など理学療法士・作業療法士の活用やタスクシフトやタスクシェアなども踏まえて検討が必要ではという意見もあがった。厚生労働省は、現在までの議論を踏まえ、次の検討会で取りまとめ案を提示する予定。
参考資料:医療従事者の需給に関する検討会 理学療法士・作業療法士分科会(第3回)
・理学療法士・作業療法士の需給推計について
・理学療法士・作業療法士の需給推計を踏まえた今後の方向性について
・理学療法士・作業療法士学校養成施設カリキュラム等改善検討会報告書(概要)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
人気記事
情報提供
皆様からリハビテーションに関する情報を広く募集しております。こちらよりお寄せください。
あなたは医療関係者ですか?