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2025年10月08日: 投稿者：クマ

集団体操は理学療法士が行うものか

私は訪問リハビリに従事しています。
当社では有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など、複数の施設を運営しています。

現在、介護保険では訪問ヘルパーで算定が可能であり、医療保険では看護師が対応できます。
ただ、リハビリ職のみインセンティブ制度を導入しているため、自社でリハビリを実施すると利益が減ってしまうという課題があります。

このような状況の中で、施設でのリハビリ業務をすべてサービス部門で対応する方向で話が進んでいます。
しかし、そうなると今までリハビリに関わってこなかった利用者も介入することになり、業務量の増加が懸念されます。
この点について、どのように業務を分担・整理するのが望ましいでしょうか？

また、対応策として「集団体操」の導入案も出ていますが、
リハビリの質の低下や、身体機能のばらつきにより全員が参加できない可能性など、デメリットも多いと感じています。
このような状況で、集団体操を導入する場合、どのようにすれば質を保ちながら効果的に行えるでしょうか？
あるいは、他により良い方法はあるでしょうか？

閲覧数：3469 2025年10月08日 [更新] 修正削除不適切申告

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皆様からリハビテーションに関する情報を広く募集しております。こちらよりお寄せください。

mr.T · Answer 1 · 2025-10-08 11:48:30

今の理学療法士が苦手とするところが集団です．昔は疾患別リハではなく，集団・個別でした．病院でも状態の異なる急性期の患者さんを集団でリハビリをしていました．集団＝全く同じことをするではなく，能力に応じて個別に修正する応用力が必要です．
http://www.asagi-hospital.or.jp/publics/index/20/
エビデンスに基づくなら，北九州の浅木病院は医療でも介護でも集団起立運動をされています．論文も多数です．

あんらっきー · Answer 2 · 2025-10-08 11:48:30

リハビリ職の収益がどうのというい事については、考え方の問題なのでお答えはできませんが、集団体操について少し。

投稿者さんは。大変申し訳ないのですが、リハビリテーションの効果を身体的な能力向上と同一に考えておれるのではないでしょうか？
例えば、曲や歌に合わせて集団体操を実施するならば、体操自体には参加できなくても全体で行っている雰囲気を楽しむ、所属感覚による参加の欲求を満足してもらえる。同じ課題を集団で実施することによる体験の共有により参加意欲、継続意欲を向上させるなどたくさんのメリットはあります。

私が、使用者側なら何をやってもデメリットはある（現行のまま個別訓練を実施していたとしても）ので、上手く実施する方法をさぐってみては？楽しい集団体操とか、運動効果の高い集団体操とかを動画検索してみるとか、近隣の取り組み施設を見学してみるとか、新規の方に実施前と３か月後で効果判定をしてみるとかですかね・・・。

新しい取り組みは大変でしょうが、頑張ってください。

クマ · Answer 3 · 2025-10-08 11:48:30

kimaさんコメントありがとうございます。
自社の施設は、要介護1～５の区分の方が多いです。集団体操を取り入れた事がなく、文献レベルでのエビデンスも低く、個別リハビリには勝てないと感じていました。
参考にさせていただきます。ありがとうございます。

kima · Answer 4 · 2025-10-08 11:48:30

介護型の有料老人ホームでPTをしています。1人職場です。
参考になるかどうか分かりませんが、紹介させていただきます。

私が勤務する施設では、仕事に車で通勤するような健常者から要介護５まで様々な高齢者が生活しています。以前は介護認定がある人と健常者で生活空間はかなり明確に分かれていましたが、高齢化に伴い、共用部に健常者と要介護1ぐらいまでの人が混在するようになっています。

PTの役割としては、健常者の介護予防、軽介護者の重度化予防、重介護者の現状維持です。
200人強の施設なので1人でやっていては何もできません。そのため、健常者には集団体操、軽介護者は看護師介護士による生活リハビリ、重介護者は生活リハビリと個別リハビリで対応しています。
健常者への集団体操ですが、複数用意しています。
PTが実施する体操は、自重を使う、複雑な道具は用いない、健常者でも要介護１でも同じようにできるなどの特徴を持たせています。
それでは物足らない健常者向けに百歳体操をケアマネや事務職の見守りや介助でビデオで流しています。
更にそれ以上を希望する健常者向けには、近隣のスポーツジムからインストラクターを週1回程度有料で招き、体操してもらっています。
PTはそれぞれの体操の担当者と連携し、参加者の把握や体操の質が保たれているかなどチェックしています。