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疼痛治療の第一人者から学ぶ
患者さんの長引く痛みの訴えに解決策を示す最短ルート
痛みを訴える患者さんを担当する医療者なら必ず知っておいて欲しい内容です。
■「ずっと痛いです」と訴える患者
「もう、ずっと痛いんです。」
「助けてください、先生。」
痛みを抱えて来院、入院する人は多いです。
通院できずに在宅医療を受けている人にも痛みを訴えている人はいます。
その痛みが慢性化している場合、あなたはどのように対応しますか?
これから紹介するのは、ある男性から聞いた話です。
腰が痛くてクリニックを受診しました。
検査を受けて診断を聞き、始まった治療は内服薬と湿布でした。
薬を飲んでいても、症状は変わりません。
症状に変化がないことを伝えると、物理療法(電気治療)が追加されました。
薬と湿布は継続でした。そのまま3ヶ月以上経過しました。症状に変化はありませんでした。
その後も治療方針に変化はないようで、その男性は通院をやめました。
「痛いと伝えても、薬と湿布が出るだけだから。薬は飲み続けたくないし…」と。
慢性化した痛みに対して行われるのは、こういった治療が一般的なのでしょうか?
医師によってはリハビリオーダーを出す場合もあるでしょう。他のアプローチを試みる医師もいるでしょう。
あなたは「医療従事者として」、適切な慢性疼痛対応ができると言えるでしょうか?
■痛みの対処法を知らないと起きる悪夢
急性疼痛と慢性疼痛では対処法が異なります。
もしも、適切ではない対処法で痛みが不必要に長引くと・・・
患者さんが次から次に病院を渡り歩く「ドクターショッピング」。
診療科を跨いで処方された内服薬、飲み残しによる「ポリファーマシー問題」。
医療者とのコミュニケーション不足を発端とした「医療不信」。
こういった問題を生んでしまいます。
これらは、痛みを訴えている患者さん自身にとっても、医療者側にとっても、社会にとっても不利益でしかありません。
だからこそ、医療従事者は痛みに対して適切に対応できて欲しいのです。
■痛み治療のトレンドは変化してきている
多くの疾患と同じように疼痛治療にもガイドラインが存在します。
そして、その内容は最新のエビデンスをもとに書き換えられています。
疼痛治療は変化しているのです。
最新の治療にアクセスしないでいると、上記トラブルを生み出すもとになります。
すでにご存知かと思いますが、「痛み」の定義が変わりました。
痛みとは、
「実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こり得る状態に付随する、あるいはそれに似た、感覚かつ情動の不快な体験」
(IASP(国際疼痛学会)2020)
疼痛治療は医師が、看護師が、リハビリ職者が、薬剤師が、一人で対応するものではなく、連携して対応するものと推奨されています。特に慢性疼痛は。
各医療職が単独で扱える症状ではなくなってきている、という認識に変化しています。
■あなたが働いている医療現場ではどうですか?
痛みに対して適切な治療を行うには、まず「痛みを知る(学ぶ)」ことです。
そして「痛み治療のトレンド」を学び、「一人で対応しようとしない(多職種で連携する)」のが痛みの解決につながります。
■あなたにこの講座をお勧めする理由
痛みに対する治療と称して、数多くの方法が書籍、論文、インターネット記事などの多くのメディアで散見されます。
医療従事者だけでなく、痛みを抱える患者自身も山のような情報に埋もれているのが現実です。
その山のような情報の中から、
・痛みとは何か?
・なぜ痛いのか?
・なぜ痛みがとれるのか?
・どうすれば痛みが取れるのか?
・痛みを抱える患者をどう導けば良いのか?
を、まとめて学べる講座をあなたにご紹介します。
この講座をあなたにお勧めする理由として、
1)現在も痛み治療の第一線で診療にあたる医師による講座であること
2)多職種による連携を重視していること
が、挙げられます。
痛みの神経生理学的な作用、内服薬の作用といった基礎的な内容から、実際の診療場面を含めた実践的な内容まで学べます。
この講座で学ぶと、あなたは「慢性疼痛患者に対して、どんな質問をして、どう考えて、何をすれば良いか」がわかるようになります。
■講義内容
第1回:「下行性疼痛抑制系」
・痛みの定義と捉え方
・疼痛知覚システム
・下行性疼痛抑制系(痛みのブレーキシステム)
・疼痛増強システム
・下行性疼痛抑制系の賦活化実践編
第2回:「運動療法」
・運動療法の意味、意義
・運動療法概論
・運動療法処方
第3回:「最新疼痛評価法」
・慢性疼痛の定義とその分類(要因別と病態・機序別)
・慢性疼痛患者への評価視点
・最新疼痛評価法
第4回:「疼痛治療ガイドライン」
・ガイドラインを理解する意義
・慢性疼痛ガイドライン解説
・ガイドライン活用法(実臨床編)
第5回:「多職種にとっての薬物療法の意義」
・慢性疼痛治療での薬物療法の意味、位置づけ
・一般的薬物療法の解説(概論)
・薬物療法のピットフォール
第6回:「メディカルコミュニケーション」
・メディカルコミュニケーションの必要性
・メディカルコミュニケーションの実際
■講師プロフィール
習田武史
整形外科医
一般財団法人神戸マリナーズ厚生会ポートアイランド病院 副院長
慢性疼痛に関する臨床と学術に取り組む慢性疼痛領域の第一人者。臨床で疼痛治療に取り組むだけでなく、企業の健康経営サポートの監修や医師向けの研修会を年に50回程度行っている。多職種による連携を重視し、コメディカルへの講演も行う。また製薬会社と協力して「慢性疼痛に対する運動の重要性」を訴える活動を多数行うなど、慢性疼痛科学の周知を精力的に行っている。
【学歴・職歴】
平成13年 防衛医科大学校 卒業
平成13年 防衛医科大学校付属病院
平成15年 自衛隊阪神病院 整形外科 医員
平成17年 第六次イラク復興支援群 人道復興支援活動 支援群医官
平成22年 ハイチ国際緊急医療援助隊(JDR)派遣医官
平成25年 自衛隊阪神病院 リハビリテーション科部長
平成25年 自衛隊阪神病院 整形外科部長兼リハビリテーション科部長兼務
平成26年 寝屋川ひかり病院 整形外科 部長
平成29年5月 寝屋川ひかり病院 副院長
令和2年4月 一般財団法人神戸マリナーズ厚生会ポートアイランド病院 副院長
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