日本理学療法士協会が新たな広報誌「笑顔をあきらめない」を公開しました。広報誌には、日本理学療法士協会が、震災からの2年間、被災ボランティアとしての支援活動、そして、復興特区法で認められた第1号訪問リハビリステーション設立までの取り組みを、訪問リハビリドキュメントして紹介しております。
詳細はこちらを御覧ください(日本理学療法士協会ホームページへ)
【訪問リハビリドキュメント】
東日本大震災から2年が経過します。甚大な被害をもたらした東日本大震災。しかし、着実に復興へと取り組みが進められております。
震災当初、全国から全国から災害ボランティアとして震災支援活動が展開されました。理学療法士等は、被災された方々の健康管理や生活不活発病の予防、仮説住宅や避難所での生活支援などを行い、その活動を通じて予防やリハビリテーションの重要性を知って頂く切っ掛けともなりました。そして、その年の12月に復興特区法が設立され、被災地を限定して「訪問リハビリステーション」の設立が認められました。日本理学療法士協会、日本作業療法士協会、日本言語聴覚士協会が共に訪問「リハビリテーション振興財団」を立ち上げ、そして、南相馬市に第1号の「浜通り訪問リハビリステーション」が誕生しました。
浜通り訪問リハビリステーションは、福島の浜通り地区の再生に向けて活動しております。まだ、動き出したばかりですが、すでに、南相馬市に続いて岩手県宮古地区に第2の訪問リハビリステーションを開設する準備も進めています。
さらに、この活動が復興特区だけでなく、全国に訪問リハビリステーションが設立できるように、その挑戦は続いています。