理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト
セラピスト・ナースのための症候診断と臨床推論の基礎~利用者の『いつもと違う症状』の重症度を臨床疫学と統計学の知識を用いて判断する~
本オンラインセミナーでは、在宅において患者(利用者)が『いつもと違う症状』を訴えた時に、重症度を判断し
①経過観察、②早期受診を勧める、③緊急対応を行うのいずれの対応を行うべきかを判断するためのポイントを学ぶことができます。
セラピスト(PT・OT・ST)を対象にしていますが、看護師で『患者(利用者)の体調変化時の判断にいまいち自信が持てない』という方にも
参考になる内容です。
訪問看護、訪問リハビリに関わるセラピストであれば、患者(利用者)宅を訪問した時に、患者(利用者)が「めまいがする」、「頭が痛い」などの症状を訴える場面に遭遇した経験があるはずです。
このような時に、どう対応すべきか迷うセラピストが多いと思います。バイタルサインを測定し、その後は看護師に対応を丸投げしてしまっているかもしれません。
自信がない場合は無理せず、周囲に助けを求めることは非常に大切ですが、在宅医療に携わるセラピストとしてはもう少し頑張りたいところです。
在宅医療の現場は病院と異なり、検査・測定機器が限られています。この様な状況下で患者(利用者)の重症度を判断するためにどんな所見を探して、考え進めていけばよいのでしょうか?
『どのように重症度判断するか』には型があります。また、過去の研究から、『この症状を訴える患者の体内ではこのような異変が生じている可能性が
高い』というデータが蓄積されています。これらの知見を用いて患者(利用者)の重症度を判断するスキルは在宅医療に関わるセラピストにとって大切です。
患者が症状を訴えた時の対応は経験を積む(場数を踏む)ことでしか身につかないという考えもあります。
たしかに経験は非常に重要ですが、一人のセラピストが経験する患者数には限りがあります。
また、一人のセラピストの経験には偏りがある可能性もあります。
経験に頼り過ぎず、疫学や統計の知識を用いて利用者の重症度を判断することは大切です。
しかしセラピストの養成課程では、このスキルを系統的に学ぶ機会がありません。
学んだことがないため、苦手意識を持っているセラピストが多いと思います。
講師の倉形は、イギリスの大学University College Londonの修士課程で筋骨格筋の理学療法に関するコースを修了しています。
イギリスの理学療法士はダイレクトアクセス(医師の診察・指示がなくても理学療法を患者に提供すること)が認めれています。
このため理学療法士は、自身のクリニックに訪れた患者の重症度を診察し医師に紹介する必要があるかを判断する必要があります。
この様な社会情勢のため、イギリスの理学療法士養成課程には、症候診断や臨床推論のトレーニングが含まれています。
セミナーを通じて、イギリスのトップスクールの大学院で学んだ症候診断・臨床推論の基礎をお伝えします。
今回は、特定の症状への対応(各論)ではなく、症候診断や臨床推論の概論を説明します。
感度、特異度など統計用語が出てきます。
しっかりと噛み砕いて説明しますので、この様な概念に触れたことがない方でも安心してご参加いただけます。
管理No:92045閲覧回数:861回この情報を印刷する
研修会詳細
お問い合わせ・お申し込み
セラピスト・ナースのための症候診断と臨床推論の基礎~利用者の『いつもと違う症状』の重症度を臨床疫学と統計学の知識を用いて判断する~
検討中リストに登録しました。
近日開催オンラインセミナー
2024.06.03開催
腱板損傷・肩関節周囲炎の評価と治療〜解剖学・運動学・病態〜(14日間の見逃し配信付き)
腱板損傷・肩関節周囲炎の評価と治療〜解剖学・運動…
2024.06.03開催
若手理学療法士・作業療法士向け心リハシリーズ初級編|血液生化学検査・血液ガス分析
若手理学療法士・作業療法士向け心リハシリーズ初級…
2024.06.04開催
2024年 骨格筋の基礎知識とその臨床応用
2024年 骨格筋の基礎知識とその臨床応用
2024.06.05開催
【zoom開催】『高次脳機能障害の評価とアプローチ 〜どうみて、どう関わるか〜 』【前編】
【zoom開催】『高次脳機能障害の評価とアプロー…
2024.06.05開催
足部評価と歩行分析の基礎 〜異常歩行と足部評価との関係を知る〜
足部評価と歩行分析の基礎 〜異常歩行と足部評価…
2024.06.05開催
復習動画ありzoom講座 片麻痺後の亜脱臼患者にどのようにかかわればいいのか?
復習動画ありzoom講座 片麻痺後の亜脱臼患者に…
2024.06.05開催
〜靴・装具・靴下の着脱について〜
〜靴・装具・靴下の着脱について〜
2024.06.06開催
【 ナイトセミナーシリーズ 】P・O・Sに必要な片麻痺歩行に特化した評価・治療アプローチ〜 歩行とは、立位保持から片脚支持が必要となる動作である。〜
【 ナイトセミナーシリーズ 】P・O・Sに必要な…
2024.06.06開催
回復期・生活期で働くセラピスト向け循環器疾患介入のヒントとコツ|薬剤と循環器系リスク管理
回復期・生活期で働くセラピスト向け循環器疾患介入…
2024.06.06開催
初学者向けリハセラピストのためのデータベース活用-Excelを用いたデータベース構築 ハンズオンセミナー-【光安達仁先生】
初学者向けリハセラピストのためのデータベース活用…
2024.06.03開催
腱板損傷・肩関節周囲炎の評価と治療〜解剖学・運動学・病態〜(14日間の見逃し配信付き)
腱板損傷・肩関節周囲炎の評価と治療〜解剖学・運動…
2024.06.03開催
若手理学療法士・作業療法士向け心リハシリーズ初級編|血液生化学検査・血液ガス分析
若手理学療法士・作業療法士向け心リハシリーズ初級…
2024.06.04開催
2024年 骨格筋の基礎知識とその臨床応用
2024年 骨格筋の基礎知識とその臨床応用
2024.06.05開催
【zoom開催】『高次脳機能障害の評価とアプローチ 〜どうみて、どう関わるか〜 』【前編】
【zoom開催】『高次脳機能障害の評価とアプロー…
2024.06.05開催
足部評価と歩行分析の基礎 〜異常歩行と足部評価との関係を知る〜
足部評価と歩行分析の基礎 〜異常歩行と足部評価…
2024.06.05開催
復習動画ありzoom講座 片麻痺後の亜脱臼患者にどのようにかかわればいいのか?
復習動画ありzoom講座 片麻痺後の亜脱臼患者に…
2024.06.05開催
〜靴・装具・靴下の着脱について〜
〜靴・装具・靴下の着脱について〜
2024.06.06開催
【 ナイトセミナーシリーズ 】P・O・Sに必要な片麻痺歩行に特化した評価・治療アプローチ〜 歩行とは、立位保持から片脚支持が必要となる動作である。〜
【 ナイトセミナーシリーズ 】P・O・Sに必要な…
2024.06.06開催
回復期・生活期で働くセラピスト向け循環器疾患介入のヒントとコツ|薬剤と循環器系リスク管理
回復期・生活期で働くセラピスト向け循環器疾患介入…
2024.06.06開催
初学者向けリハセラピストのためのデータベース活用-Excelを用いたデータベース構築 ハンズオンセミナー-【光安達仁先生】
初学者向けリハセラピストのためのデータベース活用…
情報提供
皆様からリハビテーションに関する情報を広く募集しております。こちらよりお寄せください。
オンライン(WEB)
TMPリハビリテーション研究会 TMPリハビリテーション研究会
【オンライン】上肢、肩甲帯の評価と介入戦略〜動作改善へつながるバイオメカニクスと姿勢制御を学ぶ〜 【オンライン】上肢、肩甲帯の評価と介入戦略〜動作改善へつな…
オンライン(WEB)
運動と医学の出版社/UGOITA 運動と医学の出版社/UGOITA
【赤羽根良和先生】膝関節屈曲制限を深掘りする〜膝関節屈曲機構に着目して〜原因組織を狙い撃ち(LIVEセミナー/ZOOM) 【赤羽根良和先生】膝関節屈曲制限を深掘りする〜膝関節屈曲機…
オンライン(WEB)
一般社団法人チャイルドライフ 一般社団法人チャイルドライフ
第34回ベルテール教育セミナー「施設や家庭で活かす偏食対応と食育のアイデア」 第34回ベルテール教育セミナー「施設や家庭で活かす偏食対応…
オンライン(WEB)
EPoch EPoch
クラインフォーゲルバッハの運動学|重力に適応しながら動く方法を考える クラインフォーゲルバッハの運動学|重力に適応しながら動く方…
オンライン(WEB)
地域疼痛ケア協会 地域疼痛ケア協会
皮膚刺激による治療「ソマニクス」の使い方 皮膚刺激による治療「ソマニクス」の使い方
オンライン(WEB)
一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会 一般社団法人 国際統合リハビリテー…
動作分析が苦手な人のための姿勢分析 ~動作分析につながる姿勢分析のポイント~ 動作分析が苦手な人のための姿勢分析 ~動作分析につながる姿…