― 2度目の委員長として、法案審議に「自然体で臨む」 ―
10月21日、第219回臨時国会が召集され、参議院議員であり理学療法士の小川かつみ氏が、参議院厚生労働委員会の委員長に就任しました。小川かつみ議員が同委員長に就くのは、5年前に続き2度目となります。
PT-OT-ST.NETの取材に対し、小川かつみ議員は次のように語りました。
「前回の委員長就任時は新型コロナウイルスの流行期で、関連する課題への対応が中心でした。今回は法案処理に集中できるだろうと思います。特別なことはなく、自然体で職務をこなしていきたい。全国民が幸せであるようにという視点を持ち、大局的な立場から、各法案に真摯に取り組んでいきたいと思います」
また、現在の重点課題として、出産を経験した女性が受ける身体的ダメージに対し、息の長い支援を行える制度の構築に取り組みたいと述べ、超党派による議員連盟の設立を目指していることも明らかにしました。
社会保障改革が大きなテーマとなる中、参議院では与党が少数となっており、法案成立には各党との調整が欠かせません。小川かつみ議員の経験と手腕に期待が寄せられます。
引用・参考
■ 厚生労働委員長を拝命しました(小川かつみ議員HP)