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2025.11.08

携帯できる「触診とゴロで覚える 四肢&体幹の機能解剖学」臨床に繋ぐ入門書【発刊】



2025年10月、『触診とゴロで覚える 四肢&体幹の機能解剖学』が中山書店より刊行されました。本書は、2013年刊行の『ゴロから覚える 筋肉&神経』をベースとしながらも、「触れる・動かす・理解する」という体験を重視した構成に大幅にバージョンアップを図った一冊となっています。手にすっぽり収まるコンパクトな判型で、実習や臨床現場にも携帯しやすいのが特徴です。

運動器の評価・治療を行う上で、機能解剖の理解は不可欠です。しかし、数多くの筋名、起始・停止、作用、神経支配といった知識を覚えることは、膨大かつ抽象的になりがちです。

本書籍は、呼吸リハビリテーションのエキスパートでもある髙橋仁美先生(福島県立医科大学保健科学部理学療法学科 特任教授)が執筆されており、機能解剖書の入門書としてだけでなく、臨床現場で繰り返し活用できる構成となっています。


体験を通して筋の理解を深める学習構成

本書の特色は、全ページフルカラーでわかりやすい触診の解説と、ゴロを使った音で覚えることができる点です。

学習者(読者)は、自分自身の身体を実際に触って、作用方向に動かし、運動と構造の結びつきを体感しながら学習することができます。

これにより、膨大で抽象的になりがちな筋の知識、特に覚えにくい髄節レベルや神経支配といった情報も、ゴロを用いて楽しく、確実に定着させることができるのが特徴です。

また、手に収まるコンパクトなサイズのため、電車など通学・通勤の場面でも持ち運びしやすく、隙間時間に確認することができます。



本書は、知識の習得と定着を強力にサポートするように工夫されており、試験対策から臨床応用まで幅広く役立ちます。

工夫の一つとして、徒手筋力テスト(MMT)に準拠し、筋の作用、起始・停止、支配神経、髄節レベルといった項目が網羅されています。この網羅的な構成は、国試対策にも活用できる点も魅力です。



筋名には英語表記とともにふりがな(ルビ)が付されているため、抵抗なく読み進めることができ、「解剖学」の予習・復習用サブテキストとしても最適です。

また、間違いやすい髄節レベルや神経支配を確認できる問題と解答も付いているため、知識を試しながら学習を進めることが可能となっています。

内容の一部を紹介すると、長橈側・短橈側・尺側手根伸筋については、触診する場所や運動を絵と簡潔なポイントで示し、初学者にも理解しやすくなっています。

さらに、国試対策にもなるような臨床上のポイントまで示されており、学生向けに情報の詰まった一冊となっています。



本書は、機能解剖の知識をただ暗記するのではなく、実際の運動と構造を結びつけて体感することができる一冊となっています。

確かな根拠に基づいた評価や治療を行うために、リハビリテーション専門職が臨床現場で自信を持って対応するための一冊「触診とゴロで覚える 四肢&体幹の機能解剖学 」について、ぜひ、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。




【書籍概要】

書籍名: 触診とゴロで覚える 四肢&体幹の機能解剖学
著  : 髙橋仁美(福島県立医科大学保健科学部理学療法学科 特任教授)
出版社: 中山書店 判型: 四六判/並製/120頁
定 価: 2,420円(本体2,200円+税)

引用・参考
触診とゴロで覚える 四肢・体幹の機能解剖学(中山書店HP)

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