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2011.01.19

ライフイノベーションWG次期改定リハビリ日数制限撤廃を検討すると結論

行政刷新会議のライフイノベーションワーキンググループで現在の医療リハビリテーションの日数制限については問題があると指摘しリハビリ日数制限については次期診療報酬改定で廃止を検討する検討すると結論付けました。 行政刷新会議ライフイノベーションワーキンググループは医療・介護分野における現在の規制・制度についての問題を指摘し優先的に我が国が取り組むべき課題を提示するワーキンググループです。そのライフイノベーションWGのなかでリハビリテーションの日数制限が問題であると取り上げられました。医療保険リハビリテーションについては医療資源の効果的活用という観点から平成18年にリハビリに日数制限が導入されたが症状の改善・回復には個人差があり、一様に日数で区切ることはできるものではないとの指摘され平成 20 年の診療報酬改定では改善 が見込まれると医師が判断した場合は日数制限が外れた。しかし維持を目的とするリハビリテーションについては 先天性又は進行性の神経・筋疾患の患者又は障害児(者)リハビリテーションに規定される患者(加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病の者を除く。 )以外については障害が重度であり状態を維持することが困難な場合や重度化の進行を遅らすためにリハビリテーションが必要な場合であっても1ヶ月13単位を超えるリハビリテーションについては保険給付がなされないなど問題を多く残した制度となっています。 ライフイノベーションWGでは、医療保険におけるリハビリについては、治療の 継続により状態の改善が期待できる場合の他、 悪化を防止し、機能を維持することが必要で、かつ期待できると医師が判断した場合も日数 制限なく受けられることが必要であるため、次期診療報酬改定で日数制限を撤廃することを平成23年に検討するとしました。 ■資料:ライフイノベーションWG(平成22年12月22日) リハビリ日数制限撤廃の内容は35ページ http://www.cao.go.jp/sasshin/kisei-seido/meeting/2010/life/1222/item_101222_03.pdf
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