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2021.02.04

秋田県、CG企業と理学療法士会が連携「デジレク」開発



秋田市のCG制作会社ゼロニウムは秋田県理学療法士会の協力のもと、プレジェクターの映像と人の動きを連動して楽しめるレクリエーションソフト「デジレク」を開発した。

「デジレク」では、壁面や床面の測域センサーとプロジェクターを連動させる事で、モニターでは得られない没入感を再現。プログラムの一つである「屋台の射的ゲーム」では、スクリーンに映し出された景品にボールを当てるなど、身体をダイナミックに動作させるコンテンツ作りを実現した。その他にも、ボッチャ、ラグビーサッカー、手裏剣ざんまいといったコンテンツが用意されている。

今回の「デジレク」は、2019年10月に課題解決型介護福祉機器開発事業に採択され、開発をスタート。2020年9月に基本プログラムが完成した。

今後は、開発期間中にコロナ感染症拡大の影響を受け実施出来なかった実地検証と、その結果によるコンテンツの調整や追加を進めるとしている。




理学療法士のニーズはメーカーにとって価値が高い

今回、ソフト制作に協力した秋田県理学療法士会では、行政が橋渡しとなり、医療従事者と県内ものづくり企業や県内外の医療機器メーカーなどと連携が進められている。

2019年からは、県内で医療機器等の開発を目的として企画された医療ニーズ発表会・交流会へ同士会も参加するようになり、今回の「デジレク」開発の協力に至った。

同県士会の菅原慶勇会長は、「参加のきっかけは、県担当者の『医療従事者の何気ない提案や気づき、困りごとは非常に有益な情報で喉から手が出るほど欲しいはず』というフレーズでした。事実、医療機器メーカー・ディーラー、ものづくり企業等において、理学療法士のニーズはメーカーにとって価値が高いとお聞きしました。」と、当サイト取材に対してコメントを寄せている。

また、「2019年11月に、ゼロニウム社が開発している製品(インタラクティブウオール)についての説明があり可能性を感じたため、当会理事会での製品の紹介をお願いし、様々な意見を理事ならびに各部門の班長から集約しました。コンテンツ一つである『ボッチャ』は当会からの提案です。」と開発経緯について話している。

身体動作の改善、認知症予防、運動不足・ストレス解消など、レクリエーションやリハビリテーション場面での使用を想定して制作された「デジレク」。今後の機能アップデートに注目したい。

参考・引用
介護福祉向けリハビリテーション用ソフトウェア デジタル・レクリエーション『デジレク』を開発(2020年12月25日 株式会社ゼロニウム プレスリリース)
■ 壁にボール投げ双方向画面 ゼロニウムが介護向けソフト(日本経済新聞web版)

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