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2011.04.12

リハのニーズ飛躍的に高まる、リハスタッフの果たす役割がますます大きくなる。

被災地からのリハ医療支援報告 ■東北大学病院リハビリテーション部長上月正博先生からのレポート詳細はこちら ■リハ医療支援レポート内容抜粋 震災は極めて悲惨なものだが、被災地での東北の人々の人情の温かさや自制心、倫理観の素晴らしさに改めて感銘を受けた。被災地医療の 3 週間は救命救急や感染症治療・予防が中心であり、リハ医療ではもっぱら それまで行ってきたリハ医療を守ることや避難所などの廃用症候群を予防することが中心であった。今後は、心のケアとともに、リハのニーズが飛躍的に高まることが予想され、リハスタッフの果たす役割がますます大きくなるものと考えられる。 この 3 週間で、日本リハ医学会や県の協力を経て、全国のリハ病院間のニーズのマッチングシステムや避難所・老健施設のニーズマッチングシステムの構築もできた。日本リハ医学会の里宇明元理事長はじめ関係者の皆様には大変な御骨折りを頂き、また、学会監事で震災対応 WG の住田幹男先生(愛仁会リハビリテーション病院)からは、毎日励ましのお電話をいただくとともに阪神淡路大震災の被災経験に基づき多くのことをご教示いただいた。さらに、大震災後の被災者・被災地支援のために、日本全国はもとより世界各地からも多くの方々が医療スタッフやボランティアとして活動してくださっている。全国からの物資や募金も続々現地に届いている。すべての皆様にこの場をお借りして深く御礼申し上げるとともに、長丁場になるであろうこれからの復興の過程に対しても、引き続き、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いする次第である。 <4.8宮城発 宮城県リハ科医からの震災レポート(PDF)> <4.6宮城発 東日本大震災とリハビリテーション:被災地での3週間(PDF)> ※リハビリナース2011年3号から転載 (発売日:4月28日,掲載号:リハビリナース2011年3号) <4.1宮城発 宮城県の地域リハレポート(PDF)> <3.31岩手発 いわてリハビリテーションセンターと震災後のリハビリテーション活動計画(PDF)>
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