6月29日(日)、14回目となる「リアル臨床2025」が東京都の浜松町館で開催される。
今回の大会テーマは「リハビリテーションの光と闇」。
理学療法士の現場で語られにくい“リアル”に踏み込みながら、業界の未来を探る意欲的な内容となっている。
当日は、日本理学療法士協会・会長の斉藤秀之氏や、参議院議員の田中まさし氏(理学療法士)らをゲストに迎え、リハビリテーション業界の未来について語るトークショーなどが企画されている。
今回、リアル臨床とデイサービス関連のイベント「デイフェス」のコラボ企画として、よしもと芸人「レギュラー」が初登場するのも見どころの一つである。
「あるある探検隊」でおなじみの芸人レギュラーは、2017年からは介護施設での活動も本格化。
介護職員初任者研修も修了し、芸人ならではの楽しさ溢れる介護レクリエーションを実施するなど、メディアでも注目されてきた。当日の「リアル臨床」では、どのような話が聞けるのか期待が集まっている。
昨年は、コロナ禍を乗り越え4年ぶりの開催となり、200名近くの参加者(主に理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が集まった。「講師と受講生」という壁を越え、「リアルな視点、考えを伝える演者と視聴者」という形式で行われた。
また、同会場で様々なイベントと共同開催したこともあり、会場全体では700名を超える参加者が集う“祭り”のような雰囲気で幕を閉じた。
今年の「リアル臨床2025年」では、臨床に直結するテーマに加え、『キャリアアップ』や『テクノロジー』など多角的な切り口でセッションが企画されている。
<プログラムの一部>
「AIとリハビリテーション」
「若手経営者の頭の中」
「管理者1年目が必ず学ぶべきこと」
「人が育つ現場、育たない現場」
会場内では、学びだけでなく、体験型のブースとしてDX、リハビリテーション機器、レクリエーションなど30社が出展する。昨年と同様、子どもも楽しめる軽食やドリンクの提供も用意されており、家族連れでも楽しめる内容となっている。
参加費は無料だが、今回からVIP特典として有料チケットがスタートした。VIPチケットの購入者は、懇親会への参加、VIPラウンジ・VIP席の利用が可能となっている。登壇者や参加者との交流を図りたい方にとって魅力的な「VIPチケット」は、申込みフォームで選択ができる。
様々な分野で活躍するセラピストが集まり、熱い想いをぶつけ合うディスカッションは「リアル臨床」の大きな醍醐味でもある。
今年は「リハビリテーションの光と闇」というテーマで、普段は語られづらい現場の葛藤や、リアルな意見交換が繰り広げられることも予想される。未来に向けた議論を聞いてみたい方は、ぜひ現地に足を運んでみてはいかがだろう。
<イベント概要>
【開催日時】2025年6月29日(日)10:00〜19:00
【会場】浜松町館(浜松町駅から徒歩5分)
【参加費】無料(VIP:9800円)
※VIP特典:懇親会・VIPラウンジ・VIP席利用可能
【申込方法】公式サイトより申込み
引用・参考
■ リアル臨床2025 公式サイト
■ リアル臨床2025 公式X