口腔疾患の重症化予防、口腔機能低下への対応、生活の質に配慮した歯科 医療の推進

第1基本的な考え方

脳血管疾患等リハビリテーション料の対象患者について、器質変化による構音障害を有する患者は顎・口腔の先天異常に限定されていることから、後天的な器質変化に起因する構音障害を有する患者も対象となるように見直す。

第2具体的な内容

対象患者について、舌悪性腫瘍による舌切除等による構音障害を有する患者を追加する。

 現行  改定案

【脳血管疾患等リハビリテーション料】

[対象患者]

1 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血その他の急性発症した脳血管疾患又はその手術後の患者

2 脳腫瘍、脳膿瘍、脊髄損傷、脊髄腫瘍その他の急性発症した中枢神経疾患又はその手術後の患者

3 多発性神経炎、多発性硬化症、末梢神経障害その他の神経疾患の患者

4 パーキンソン病、脊髄小脳変性症その他の慢性の神経筋疾患の患者5失語症、失認、失行並びに高次脳機能障害の患者

6 難聴や人工内耳埋込手術等に伴う聴覚・言語機能の障害を有する患者

7 顎・口腔の先天異常に伴う構音障害を有する患者

(新設)

【脳血管疾患等リハビリテーション料】

[対象患者]

1 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血その他の急性発症した脳血管疾患又はその手術後の患者

2 脳腫瘍、脳膿瘍、脊髄損傷、脊髄腫瘍その他の急性発症した中枢神経疾患又はその手術後の患者

3 多発性神経炎、多発性硬化症、末梢神経障害その他の神経疾患の患者

4 パーキンソン病、脊髄小脳変性症その他の慢性の神経筋疾患の患者5失語症、失認、失行並びに高次脳機能障害の患者

6 難聴や人工内耳埋込手術等に伴う聴覚・言語機能の障害を有する患者

7 顎・口腔の先天異常に伴う構音障害を有する患者

8 舌悪性腫瘍等の手術に伴う構音障害を有する患者

 

【参照元】
厚生労働省 中央社会保険医療協議 2018年2月07日 資料
 平成30年度診療報酬改定 個別改定項目