細川厚生労働大臣は、来年度の診療報酬と介護報酬の同時改定を巡って医師会が改定を先送りすべきと要望していたことについて、診療報酬改定は延期はせず予定どおり実施すると明言した。震災復興や経済の低迷など厳しい情勢から給付の削減が大きなテーマになる。「復興のため」という口実で医療費・社会保障費削減をはかる絶好のタイミングととらえたのか、今後の展開に要注意だ。