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2016.03.03
やさしい手(東京都目黒区)は、小型GPS端末を埋め込んだ靴を使った徘徊高齢者の早期発見や安否確認サービス「いまどこちゃん」をスタートした。GPS端末が指定エリアを越えて移動した時に、位置情報がメールで送られてくる。その他の機能として、端末の振動感知機能を使い、靴を履いたなどの振動を感知するとメールで知らせたり、スマホなどからGPS端末のブザー音を鳴らすこともできる。端末は1回の充電で最長17日の通常使用が可能。GPS端末レンタル価格は月額1800円、コールセンターによる位置検索サービスは1回200円と設定されている。
警察庁の調べによると、平成26年に認知症が原因で行方不明になったとして家族から警察に届けられたのは1万783人。このうち所在が確認できたのは1万615人で、全体の98.4%、行方がわからず未確認の人は168人となっている。前年より461人(4.5%増)多く、2年連続で1万人を超えている。今後、超後期高齢化社会に突入する中で、徘徊高齢者に関わる事件・事故は重要課題となる。
関連サイト:「いまどこちゃん」サービス(在宅介護 やさしい手)
関連資料:警視庁「平成26年中における行方不明者の状況」(PDF)
警視庁調べより引用
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