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2017.10.13
藤田保健衛生大学病院は、事故直後から慢性期までの連続した治療・看護・リハビリテーションについて臨床研究を行う「一貫症例研究型委託病床」を独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)から委託を受けて設置する。
自動車事故により脳損傷を生じた患者には、社会復帰の可能性を追求しながら治療と看護を行う重度後遺障害者(遷延性意識障害)専門のNASVA療護センターや、療護施設機能委託病床(NASVA委託病床)が日本で計8か所存在する。しかし、交通事故患者は救急病院からは一般病院などを3か月を目途に転々するなどして、上記の専門病床に入院するまで約1年程度かかる現状がある。
自動車事故直後の早期の受入れ先として「一貫症例研究型委託病床」が存在することで、遷延性意識障害患者に治療改善効果の向上が期待される。同病床は平成30年1月頃に、入院患者の受入(病床は5床設置)を開始する予定。
関連資料:NASVA「一貫症例研究型委託病床」を日本で初めて受託(藤田保健衛生大学病院HP)
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