フリマアプリ「メルカリ」を運営する株式会社メルカリ、京都大学大学院医学研究科社会疫学分野及び、独立行政法人都市再生機構は、「高齢者の心身の健康とフリマアプリの利用」に関する共同研究を開始することを発表した。
本研究では、フリマアプリ利用で得られる“他者や社会とのつながり”が、健康及び健康的生活に向けた行動変容に与える影響を調査するとともに、その中で「リアルなコミュニティ」が果たす役割を検証するとしている。
具体的なスケジュールとして、令和4年度中にUR賃貸住宅の居住者などを対象として実施するメルカリ教室の参加者などに向けて、健康や生活についてのアンケート調査を実施。
メルカリ教室への参加やメルカリ等フリマアプリを利用することが利用者の皆様の生活状況や健康状態にどのような影響をもたらすかについて、統計的に検討する。
さらに令和5年度以降は、メルカリ教室の実施方法を工夫し、メルカリ教室の内容による効果の違いなどを検証することも目指すとしている。
共同研究に参画する京都大学大学院医学研究科・医学部 教授の近藤尚己氏は「UR賃貸住宅で行うメルカリ教室は、オンラインを通じた新しい社会参加の機会を提供することとなります。また、教室の場などでの新たな対面のつながりづくりにもなります。その結果、住⺠同士の交流を促進し、健康にも貢献すると期待しています。」とコメントしている。
高齢者の一人暮らしが増加傾向にあることや、他社との交流の機会の重要性が示唆されるなか、フリマアプリの利用により高齢者の心身の健康にどのような寄与があるのか、取組みの結果に注目したい。
引用・資料:
■メルカリ・京都大学・UR都市機構、高齢者の心身の健康とフリマアプリの利用に関する共同研究を開始(株式会社メルカリHP)
https://about.mercari.com/press/news/articles/20221003_socialwelfare_elderly/
■健康指標との関連からみた高齢者の社会的孤立基準の検討
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jph/62/3/62_14-071/_article/-char/ja
■COVID-19拡大に伴う60代以上の意識・行動変化とフリマアプリ利用に関する調査
https://about.mercari.com/press/news/articles/20210330_covid19_survey/