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2025.05.30
■ 認知症(アルツハイマー病など)が主要死因の第1位に浮上:
疾病負荷(DALYs:早期死亡や障害によって失われた健康的な生活年数)も2015年から2021年にかけて人口あたり約2割増加し、予防・ケア体制の整備が急務。
■ 主要疾病の死亡率低下が鈍化:
脳卒中や虚血性心疾患を含む主要疾病の年齢調整死亡率の減少ペースが鈍化。全死因の年齢調整死亡率の年率換算変化率は、1990〜2005年の-2.0%から2015〜2021年には-1.1%へと縮小。
■ 糖尿病の状況が悪化、肥満のリスクも高まる:
2015年以降、年齢調整した糖尿病に起因するDALYsは年率2.2%増加。高血糖や過体重・肥満の問題も深刻化しており、対策の強化が求められる。
■ パンデミック初期(2021年)の COVID-19 による死亡率は低水準だが、精神疾患は悪化:
COVID-19による年齢調整死亡率は人口10万人あたり3.0人と、世界全体(94.0人)の約31分の 1の低水準。一方、2019〜2021年のパンデミック前後で精神疾患によるDALYsは悪化し、特に若年層(10〜54歳)において増加が顕著だった。この年代では、女性が15.6%、男性が9.0%の増加を示し、特に若年女性への影響が大きかった。
引用・参考
◾️全国47都道府県の30年間の健康傾向を包括分析 平均寿命延長も「健康でない期間」長期化、地域格差の拡大も明らかに-認知症が死因1位に、健康改善の鈍化、糖尿病・肥満リスク増、心の健康悪化も判明-(慶應義塾大学HP)
・プレスリリース全文(PDF)
■GBD 2021 Japan Collaborators. Three decades of population health changes in Japan, 1990-2021: a subnational analysis for the Global Burden of Disease Study 2021. Lancet Public Health. 2025;10(4):e321-e332. doi:10.1016/S2468-2667(25)00044-1
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